こんばんは(^^)。心理カウンセリング勉強中の野内です。
今日は、「自分の声が気持ち悪い時の対処法」ということなのですが、「ボイストレーニングでもっと良い声になろう!」とかそういう話ではなくて(そりゃそうか 笑)、心理学的なアプローチの1つを私の事例をもとにご紹介したいと思います。
自分の声が気持ち悪い…
私も心理学を学ぶ前は、ものすごく自分の声が気持ち悪いなーと思っていたのです。
お仕事でいろんな人のインタビューをしたりすることがあって、その時に相手の許可があればICレコーダにそのインタビューを録音します。
インタビューの後に、その内容を音声を聞きながら文字おこしをしたり、ポイントをもう一度聞き返したりするのですが、それが苦痛で苦痛で仕方なかったです(^_^;)。
もう自分の声が気持ち悪くて気持ち悪くて、どうしても聞くのが嫌で、なかなか文字おこしが進まなかったり(←めんどくさいとかではなくて、自分の声を聞くのが嫌という理由で 爆)。
でも、心理学でいろいろと取り組んで(具体例はもうちょっと下に書いています(^^))、ある時、「あれ?そこまで苦痛ではなくなったぞ?」と思ったことがありました。
急に声質とかが変わるとは思えないし、要は、「物理的な声」は変わらなくても、その声を聞く自分が変われば、「自分の声が気持ち悪い」「自分の声が聞くに堪えない」「自分の声を聞くのが苦痛でしょうがない」というのは解決できることがあるのだな~と思ったのです。
自分の声が気持ち悪い=自己嫌悪を投影している?
正確には、自分の声が気持ち悪いと感じる要因はいろいろあると思うのですが、1つ、私の場合は、自己嫌悪を投影していたので気持ち悪く感じていたのかなと思います。
投影:心の中を外の世界に映し出したもの。自分の感情を人や物に投影すると、その人や物がその感情の要素を持っているように見える。
つまり、
自分のことが大嫌いで、自分はものすごく気持ち悪いという自己否定・自己嫌悪が強い
→それを録音された自分の声に投影するので、自分の声がものすごく気持ち悪く感じる
ということが起きていたのではないかと思います。
この時困るのって、自分にとっては自分の声がもうめちゃめちゃ気持ち悪く感じるのです。
それは自分の中ではどう考えても事実として認識されているので、仮に他の人が「別に気持ち悪くはないよ?」「声は普通だよ~」と言ってくれたとしても、「嘘だ」「慰めるために本当は気持ち悪いのにそう言ってくれているだけ」とか自分は思ってしまうのですよね(^_^;)
自己肯定感をアップする
私の場合は自己肯定感をアップするというのに取り組んでいまして、それが結果的にプラスに働いたということかと思います(自己嫌悪・自己否定の反対は自己肯定なので)。
※自己肯定感は、人により意味が少しずつ違うと思うのですが「ありのままの自分を認めている気持ちや感情」という意味で使ってみます。
図式的に書くと、以下のような流れかと思います。
自己肯定感をあげる
↓
自己嫌悪・自己否定が相対的に減る
↓
自己嫌悪・自己否定を投影していた自分の声に対する気持ち悪さも減る
ちなみに、自己肯定感をアップするために具体的に自分がやったのは以下のようなことでした(参考までに)。
〇自分の身体を大切なものとして扱う。具体的には、化粧水やボディクリームなどを塗る時などに優しく自分の身体に触れる(ゴシゴシ乱暴に扱わずに優しく扱う)。
〇自分の感情に〇×を付けずに、まず「あ~、そう感じているんだな~」とまず受け止める。
〇1日3つ自分の良かったこと・できていることを書き出す。
〇褒められたことをメモしておいて、たまに見てみる。
など
まとめ
今日は「自分の声が気持ち悪い時の対処法」として、「自分の声が気持ち悪い=自己嫌悪を投影している」場合があるのではないかということと、その場合は、自己肯定感を上げることで自己嫌悪が減り、自分の声に対する気持ち悪さが減ることがあるかもという話を書きました。
ちなみに、「自分の見た目が気持ち悪い」とか「写真写りが悪く感じる」という場合も、同じパターンが見られる時があるそうなので、参考になりましたら嬉しいです。
読んで下さってありがとうございました(^^)野内でした。
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