こんばんは(^^)「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
今日は、 ココロノマルシェに届いたお悩みに回答させていただきます(^^)
ココロノマルシェとは?
根本裕幸カウンセラーのお弟子カウンセラー達が回答する、無料のお悩み相談掲示板です。
お悩みがある場合は、是非、下記の「ココロノマルシェ」のページからお気軽にご投稿くださいね。
ココロノマルシェ
ご相談文
警報を鳴らす役割を終えたい(ご相談者さん:uniさん)
こんにちは、いつもご回答ありがとうございます。
質問させてください!
私は人からコントロールしたくなる、あれこれ言いたくなるタイプみたいで、エスカレートすると上司が半ストーカーみたいになることもありました。そういった悩みを人に相談しても「おとなしそうだから言いやすいんしょ」「(悪い当たりを)引くねぇ〜」「普通そんな経験しない」と、なぜか相手側の立場に立ってクソバイスをされることもあり、当時の私は意味がわからずとてもショックを受けました。
もちろん嫌なことはNO!と言うこともできますが、それで相手に通じたことはなく、悪循環に心が弱り自分が悪いのかな…と思い込むこともありました。
前までは呪いのような環境に苦しんでいましたが、いろいろあって最近は「親も私に依存的だったし、そういう環境で育ってたくさんの依存的な人を引き寄せてきたかもしれないけど、見方を変えると私はどこへ行っても人からお世話をしたがられるんだな。放っておけばいいのになぜか構われるんだ」と思うようになりました。
今までは人からサンドバックにされると「私は無償の癒し係じゃないんだけど…」と不満が溜まっていたのですが、今は「この人はよくわからないけど私に構いたいんだな」と思うようになり余裕が生まれました。
私は今、私自身の幸せってなんだろう?というところで立ち止まっていて、なんとなく感覚的に掴めるようになってきましたが、職場で荒波に揉まれたり、変な人を見つけやすい性質は残っています。
幸せじゃない人はわかりますし(わかるということは私も幸せじゃないだろうな、とか)、この人、今はいいけど酒とタバコで体はボロボロだろうなとか、この人はずっと誰かを攻撃して幸せになりたくないんだろうな、と相手を見ながらなんとなく感じますし、そしてそういう「他人を見すぎる」ことにエネルギーを使いすぎない、感じないところに行きたいとも思います。
人をコントロールしたい、子分に置きたい人はたくさんいますが、そういう人を見つけて「気をつけてー!」と警報を鳴らす役割を終えたいです。
すごく抽象的ですが、よろしくお願いします。
ご回答はここからです。
uniさん、ご相談ありがとうございます^^
上司の半ストーカー。それを周りの人にイマイチ理解されなかったこと。
とっても大変だったのではないかと思います(涙)。
そんな中でも、
>いろいろあって最近は「親も私に依存的だったし、そういう環境で育ってたくさんの依存的な人を引き寄せてきたかもしれないけど、見方を変えると私はどこへ行っても人からお世話をしたがられるんだな。放っておけばいいのになぜか構われるんだ」と思うようになりました。
>今までは人からサンドバックにされると「私は無償の癒し係じゃないんだけど…」と不満が溜まっていたのですが、今は「この人はよくわからないけど私に構いたいんだな」と思うようになり余裕が生まれました。
ということで、この視点の転換は本当に素晴らしいと思います!
おめでとうございます(*^-^*)
是非是非シャンパンに赤飯にヒーローインタビューもして、大々的にお祝いしていただきたいと思う快挙ですね^^
本当におめでとうございます!
今日のご相談は、「でもなんだか変な人を見つけやすい性質が残っていて、「他人を見すぎる」ことにエネルギーを使いすぎない、感じないところに行きたい」というお話かと思います^^
快挙を成し遂げたuniさんがますます自由に自分の幸せに向けて羽ばたいていくのを応援できればと思って、ご回答したいと思います^^
どうぞよろしくお願いします。
このお悩みはuniさんの長所を示してもいるのでは?
さて、uniさんの「変な人を見つけやすい」「他人を見すぎる」というお悩み。
実は、これはuniさんの長所を映し出しているとも見れるかと思います。
〇観察眼が鋭い。
〇相手のちょっとした動き、視線、言葉の間。そういった細かい情報から深い情報をくみ取れる感受性。
〇繊細で深いレベルでの情報処理能力。 などなど
もしそういうふうに捉えると、様々なことを感じてしまう・わかってしまうということが、決して悪いことではないのかもと、捉えられるかもしれません^^。
もちろん、「いや、長所なのはわかったけど、でも相手をずっと見るのはしんどいよ」と思われましたら、続きをご覧ください。
自分の長所を受け取り、それを使いたいかを決める
そして、もう1つのポイントは、uniさんはそういった人たちを見て、どんな思いを持たれるでしょうか?
ある意味で(ちょっと冷たい言い方に聞こえるかもしれませんが)、
〇幸せじゃない人
〇今はいいけど酒とタバコで体はボロボロな人
〇ずっと誰かを攻撃して幸せになりたくない人
そういった人たちがいるとしても、それはその人たちの課題ということかと思います。
その人たちの人生で、その人たちが取り組んでいく課題ということかと思います。
もちろん、uniさんもそれはわかっていらっしゃると思います。
なのでポイントは、そういう人を見てuniさんはどう感じるかということかと思います。
今、uniさんのお答えを聞けないので、例えばですが、よくあるケースとして、
〇「なんか、助けたい…」
〇「なんか、自分が何とかしないといけないんじゃないか…」
と心の深いレベルで思っておられる方もいるかもしれません。
そういう思いがあると、そういう人たちをついついずーっと見てしまうということも起きるかもしれません。
(そういう人を感知しても「それは相手の課題」と線引きすると、あまりずーっと見てしまうということは起こりにくいかもしれません。)
もし、「うーん、ちょっと当てはまるかも」と思われましたら、
〇「それは彼らの課題であって、私の課題ではない」
〇「彼らの課題に対して、私はどうしたいのか?(どうしないといけないのかではなくて)」
と「彼ら」と「私」の主語をハッキリさせると、線引きができやすくなるのではないかと思います。
根本原因へのアプローチもあります
そして、なかなか上記が難しいという場合でしたら、もっと根本原因に取り組むという方法もあります。
uniさんは
>親も私に依存的だったし
と書いて下さっています。
親が依存的だと、本当は親自身の課題なのに、それを子どもにぶつけてくるというパターンもあります。
【例】
〇親が機嫌が悪いとして、「私の機嫌をとってよ」「私が大変なのにどうしてわかってくれないの!」と親が子どもにニーズをぶつけてくる。
〇親が機嫌が悪いとして、言葉にしなくてもため息・圧などにより、「私の機嫌をとってよ」と親が子どもに圧力をかけてくる。
など
こういう親のパターンがあっても、子ども側は、
〇「お母さん(お父さん)、あなたの機嫌はあなたの責任であって、私の責任ではない。」
〇「お母さん(お父さん)、それはあなたの課題であって、私の課題ではない」
とはなかなか言えないですよね(←どんな子どもだ 笑)
なので、無自覚に相手との境界線(責任の範囲)が緩くなりやすかったり、相手の責任を背負い込んでしまったりする場合もあります。
(罪悪感を植え付けて、子どもを無意識にコントロールしてくる親もいます)
もし「あ、当てはまるな」と思われたら、親との関係を見直していくことで、境界線の問題を解決することもできるかと思います。
(この辺は、カウンセリング案件だと思いますので、もし取り組んでみようと思ったら、よかったらご相談下さい^^)
まとめと動画のご紹介
今日は、
〇uniさんのお悩みは、uniさんの長所を示してもいるのでは?
〇自分の長所を受け取り、それを使いたいかを決める(相手の課題と自分の課題の線引き)
についてご回答しました。
何か少しでもご参考になれば嬉しいです。
【参考記事】
動画でも回答しておりますので、よければご覧下さい^^
このたびはご相談ありがとうございました(*^-^*)。
ご感想をこちらから送ってくださったり、SNSでつぶやいてくださったりすると、とっても嬉しいです(^^)。
この記事を読んで下さって、「この場合はどうだろう?」「自分の場合はどうだろう?」と思われた方は、是非、こちらから↓ご質問をいただければ嬉しいです^^
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