「不機嫌な人」に振り回されないためのコツ

気持ちを楽にする心理学

こんばんは。

「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。

心理カウンセラーの野内みちるです。

今日は、不機嫌な人に振り回されないコツを書きたいと思います。

(この記事は、2021年3月に書いていた記事の大幅リライトになります。)

不機嫌な人が苦手…

「不機嫌な人」。この言葉を見るだけでドキドキしてしまう方もいらっしゃるかもしれません(^_^;)。

直接不機嫌をぶつけてこられることがなくても、

〇いつもよりちょっと強く閉められた扉のバターンという音
〇いつもよりちょっと強く引かれた椅子のギ~という音
〇いつもよりちょっと強くドサッと椅子に座る音
〇いつもよりちょっと強く廊下を踏みしめる音
〇いつもよりちょっと強く吐き出す息
〇いつもなら目が合う時にも合わない目

そんなところから相手の不機嫌を察知してしまう時がありますよね。

私も、今はだいぶ気にならなくなりましたが、昔、相手が不機嫌なのかなと思うと、自分のほうが何故かしんどくなってしまったり、怖くなってしまったり、何とも言えないモヤモヤした気持ちになってしまったりしていました(^_^;)。

ということで、あるカウンセラーさんに聞いてみた。

ということで、とある機会に、とあるカウンセラーさんに対処法を質問してみたことがありました。

私:「ナントカカントカで、こうでこうで、ペラペラペラペラ(状況を説明している)、相手が不機嫌なのかなと思うとしんどくなってしまうんですけど、何か良い方法はありますか?」

カウンセラーさん:「祈れ」

(完)

って宗教ではありません(笑)。

解説: 不機嫌な人に振り回されないコツ

もちろん、その後、「祈れ」の意図を解説してもらったのですが、今日は、私なりに、この意図と不機嫌な人に振り回されないコツについて考えてみたいと思います。

相手の感情は相手のもの。

まず、大前提としては、相手の感情は相手のものと言えそうです。相手には何らかの事情があって不機嫌になっているわけですが、相手は相手、自分は自分とまずは境界線を引く必要がありそうです。

ちょっと冷たく聞こえるかもしれませんが(;^_^A、相手が不機嫌なのは相手の課題であって、自分の課題ではない。相手が不機嫌だから、必ずしも自分が機嫌を取ったりする必要もない。このように境界線を引いたうえで、「まあ、相手はいろいろ事情があって不機嫌になっているんだな~。」と相手の事情を認めて、「そんな相手の気分が良くなりますように」とただ祈ってあげるだけで良いのではないかなというのが、「祈れ」の意味と考えられます。

どうして、相手が不機嫌だと自分がモヤモヤしてしまうの?

さて、とはいえ、上記のように相手は相手、自分は自分と境界線を引くと聞いて、すぐにできる方は良いのですが、私は最初は悪戦苦闘していました(^_^;)。同じように「難しい( ;∀;)」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

その場合は、「境界線を引けない自分ってダメだ~( ;∀;)」と自分を責める必要はなくて、

〇「どうして、相手が不機嫌だと自分がモヤモヤ(orしんどくなったり、怖くなったり等々)してしまうのかな?」

自分のほうにフォーカスするのはいかがでしょうか(*^-^*)?

ネガティブな感情を感じることを禁止していないでしょうか?

どうして相手が不機嫌だと自分がモヤモヤ(orしんどくなったり、怖くなったり 等々 )してしまうのでしょうか?

1つの可能性として、自分の中で、何らかの経緯で、

〇ネガティブな感情を感じるのは良くないこと

という思いはないでしょうか(^^)?

「ネガティブな感情を感じることは良くないこと」という思いがあると、相手が不機嫌だと、慌てて不機嫌を解消しようとしてしまうということもあるかもしれません。

自分の感情に「これは〇、これは×」というように〇×を付けるのではなくて、「あ~、今自分はそう感じているんだな~」と認めてあげるという感情の受容というのができると、相手が不機嫌なのを見ても、「あ~、あの人は今そう感じているんだな~」という目線で見やすくなるかもしれません(*^-^*)。

その感情は過去に感じていたものと似ていないでしょうか?

もう1つの可能性として、不機嫌な人を見て自分が感じるモヤモヤ、怖さ、しんどさ 等々 という感情は、過去誰かに感じていたものと似ていないでしょうか?例えば、

〇いつも不機嫌そうで、家で大暴れしていた家族

〇いつも不機嫌そうで、暴力的だったいじめっこ

に感じていた感情と似ている場合もあるかもしれません。

「当てはまるかも…」と思われる方は、その時いろいろとご苦労や大変さがあったのではないかと思います(言葉では簡単に言い表せないぐらいの苦労があった方もいらっしゃるのではないかと思います)。

その場合は、今目の前にいる不機嫌な人をどうこうするよりも、過去のその時のことを癒して整理していくと、不思議と不機嫌な人を見てもさほど気にならなくなったりすることはあるように思います(^^)。

こういったところはカウンセリングもお役に立てるところかもしれません(^^)

個人的経験から言えば、不機嫌な人を見て自分が感じるモヤモヤ、怖さ、しんどさというのが、ものすごく生々しく大音量で目前に迫ってくるような感じから、遠くで「あ~、あるな~」と思うぐらいに変化したように思います。

補足:こんな場合はどうしたらよいの?

補足1:相手が不機嫌でこちらに当たってくる場合

さて、 境界線を引いて「まあ、相手はいろいろ事情があって不機嫌になっているんだな~。」 と見ると書いたのですが、その文章だけ見ると、相手が不機嫌でこちらに当たってくる場合でも、自分はただただ耐えないといけないと誤解されるかもしれません。

しかし、私は、

(A)「不機嫌な感情を感じること」

(B)「不機嫌な感情にまかせて相手を攻撃する(相手に当たる)」
とは異なることだと思っています。

その辺は、この記事で詳しく書いていますので、興味のある方は見ていただければと思います。

相手が不機嫌でこちらに当たってきて、それは嫌だと自分が感じるならば、「No」と相手に伝えることは重要ではないかと思います。

また、相手が不機嫌で暴力などの極端な手段でこちらに当たってくる場合は、退避する・同じ空間にいないようにするなどの自分を守る行動を取ることはもちろん大事だと思います。

補足2:相手が不機嫌な場合、慰めたりしてはいけないのか

「まあ、相手はいろいろ事情があって不機嫌になっているんだな~。」 と見ると書いたのですが、では、相手が不機嫌な場合、自分は相手を慰めたりしてはいけないのか、一切自分からアクションを取ってはいけないのかという疑問が出るかもしれません。

これについては、自分の恐怖やしんどさに駆られて相手の機嫌を取るという行動ではなくて、与える(ここでは、「相手が喜ぶことをしてあげて、このことに自分が喜びを感じられる状態。相手からの見返りは求めない」と定義します)という態度で関わることもできるのかもしれません(*^-^*)。

例えば、相手がネガティブな感情を感じる権利・スペースを尊重しながら、
・「もし、あなたが話したいなら、よければ聞きましょうか?」
などと言う事はできるのかもしれないと思いました(自分がそうしたければですが)(^^)。

まとめ

今日は、不機嫌な人に振り回されないコツについて考えてみました。相手は相手、自分は自分と境界線を引けるようになると、ぐっと楽になるように思います(*^-^*)。

何かご不明点ありましたら、お気軽にこちらからご連絡下さい(^^)。

少しでも参考になりましたら幸いです。読んで下さってありがとうございました!

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最後まで読んで下さってありがとうございました^^

心理カウンセラーの野内みちるでした。

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