こんばんは(^^)「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
今日は、 ココロノマルシェに届いたお悩みに回答させていただきます(^^)
ココロノマルシェとは?
根本裕幸カウンセラーのお弟子カウンセラー達が回答する、無料のお悩み相談掲示板です。
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ココロノマルシェ
ご相談内容
会社員が無理(ご相談者さん:みずいろさん)
以前同じような質問がありましたが更に上をいくので、質問させて下さい。
最近、10年近く同じ職種内でパワハラや人間関係で転職を繰り返してきましたが、この仕事が合っていないんだと最近確信し、それに伴ってかミスも今まで以上に増え、遅刻が増えて、上司には文書処分をされる予定です。
ひとり親をキッカケに就いた職種だったので
子供が成人し『好きで始めたんじゃない』という気持ちがより増したのが元凶と自分では感じます。
同じお悩みの方の様に、私も今の職場の
・出勤時間、仕事内容を分刻みで決められている
・トイレに行く時も伝える
・服装、髪の色、髪型の規定が細かくある
・朝礼で経営理念の斉唱
・制服がダサい
・全然良いと思えないものを勧めないといけない
事がかなり精神的に辛いです。
(上記が平気な人もいるのでしょうか?)
遅刻するのも『そういう人はだから』と仰ってましたが、、。
上記が無理なら、起業とフリーしかあり得ないけど、そんな能力もカリスマ性もあるとは思えません。
これからの人生毎日、失敗を指摘され怒られながら会社員生活を続けるのかと思うと絶望的です。
本当は今までやってみたかった多少経験のある業界に転職したいのですが、こんな年齢になってしまい短期間で決まる程甘くない競争率です。
明日からまた、遅刻しないように何時何分の急行に乗って、怒られに行くのかと思うと、
辛いです。辞めるにしても暫く続けるにしても気持ちを保ち続ける方法を教えて下さい
ご回答はここからです。
みずいろさん、こんにちは(*^^*)。
このたびは、ココロノマルシェにご相談いただき、ありがとうございます!
とても整理して書いて下さっていて、ありがとうございます。
まず、一読して拝見して、
>同じお悩みの方の様に、私も今の職場の
>・出勤時間、仕事内容を分刻みで決められている
>・トイレに行く時も伝える
>・服装、髪の色、髪型の規定が細かくある
>・朝礼で経営理念の斉唱
>・制服がダサい
>・全然良いと思えないものを勧めないといけない
>事がかなり精神的に辛いです。
>(上記が平気な人もいるのでしょうか?)
というところから、とても規則やルールが多そうで、時間に厳しそうな職場なのかなと感じました。
こういうのは、「キチキチ決められたことを決められたようにこなすのが好き」というタイプの方は良いかもしれません。でも、ある程度裁量を持って進めたいとか自由に仕事をしたいという方にとっては大変息苦しい職場かもしれません( ;∀;)。
客観的に見ても、かなり厳しそうな職場なので、
>これからの人生毎日、失敗を指摘され怒られながら会社員生活を続けるのかと思うと絶望的です。
と、「あ~、もう憂鬱…」と思われるのも無理ないことかと思います。
一方、みずいろさんは、別の業界への転職もご検討されているのですね。
>本当は今までやってみたかった多少経験のある業界に転職したいのですが、こんな年齢になってしまい短期間で決まる程甘くない競争率です。
と、やってみたいけど、どうしようかと迷われているところでしょうか。
>辞めるにしても暫く続けるにしても気持ちを保ち続ける方法を教えて下さい
ということで、今日は、今の仕事が向いていないと思うけど、別の業界への転職も迷っている時、どんなふうにすると気持ちが楽になるかについて、ご一緒に考えてみたいと思います。
今までやってきた自分の素晴らしさを受け取る
まず、
>ひとり親をキッカケに就いた職種だったので
>子供が成人し『好きで始めたんじゃない』という気持ちがより増したのが元凶と自分では感じます。
と書いて下さっていますね。
みずいろさんは、お一人でお子さんを育てて来られたのでしょうか。そして、お子さんが成人されたのですね。そしたら、「好きで始めたんじゃない」という気持ちがムックリ強くなってきたということですね。
逆に返せば、みずいろさんは好きじゃない仕事も10年近く頑張って続けてこられた。それは、お子さんを育てるために。今までの10年もパワハラということで、理不尽で辛い出来事もあったと思います。人間関係でとても辛いこともあったと思います。
「あー、もう会社行きたくない!」と休みの日の夜に思ったこともあるかもしれません。
>転職を繰り返してきましたが
と書いて下さっていますが、転職活動もいろいろ大変だったのではないかと思います(私も職種は一緒ですが、2回組織を変わったことがありますが、結構時間的にも体力的にも大変だったな~と思います。)
それでも、ずっと続けてこられたのですね。
お子さんのために頑張って続けてこられたみずいろさんがいるのだと思います。
率直に、本当に素晴らしいことだと思います。
嫌な仕事でも10年、お子さんのために続けてこられたご自身のパワーの強さを、ご自身で感じられるでしょうか?
もしよかったら、この10年、自分がどういう状況だったか、どう感じていたか、どんなふうに何とか進んできたかを書き出してみていただけたらなと思います。
それを少し客観的に見てみます。そうすると、どのぐらいの偉業をみずいろさんが達成してきたかがわかるのではないかと思います。
自分の長所や魅力・強みを受け取る
そして、みずいろさんの素晴らしさをたくさん受け取っていただきたいなと思います。
例えば、今回私は、
>以前同じような質問がありましたが更に上をいくので、質問させて下さい。
という文章にもみずいろさんの配慮や素晴らしさが滲んでいるように感じました^^。
みずいろさんは、「同じようなこと質問するのは悪いかな?」と思って下さったのかなと思います。
つまり、みずいろさんは、
〇他の方の質問を読んで勉強されている勉強熱心な方。何とか問題を解決しようとご自身で考えられる方。
〇「以前同じような質問がありましたが」と、回答者に配慮して書いて下さっている方。相手の立場に立って物事を考える能力が高い方。
なのですね。
ちなみに、みずいろさんは長考・熟議の末、この最初の一文を書かれたでしょうか?
もし、「いや、別にそこまで考えずに、普通に書いただけなんだけど…」と思われたら、人の長所や魅力・強みというのは、このように無意識的に出てくるものなのだと思います。
だから、自分で意識するのが難しいのかと思います。
(「いや、三日三晩長考・熟議の末に書いたよ!」という場合は、すいません(;^_^A)
ちなみに、実際は、同じようなテーマでもご相談いただけたらとっても嬉しいです^^。文章の書き方や表現の仕方などで、切り口は違うものですので。
なので、もしできるならば、身近な方5人に「私の長所って何か教えてもらえるかな?」と聞いてみていただけないでしょうか?
(例えば、「今後の仕事についていろいろ考えていて、ある人に相談したの。そしたら、考える材料になるから、身近な方5人に自分の長所を聞くように言われていて。」などと言っていただいても良いかもしれません。)
そして、その長所と
>同じお悩みの方の様に、私も今の職場の
>・出勤時間、仕事内容を分刻みで決められている
>・トイレに行く時も伝える
>・服装、髪の色、髪型の規定が細かくある
>・朝礼で経営理念の斉唱
>・制服がダサい
>・全然良いと思えないものを勧めないといけない
>事がかなり精神的に辛いです。
>(上記が平気な人もいるのでしょうか?)
の部分の関係について考えてみるのはいかがでしょうか?
(この「辛いと感じること」は、逆から見るとみずいろさんの長所と結びているのではないかと思います。上記の「辛いと感じること」から、私は、みずいろさんは、自由で華があって、ファッショナブル、正直で誠実で信頼のおける方ではないかと思いました^^。)
自己肯定→自分に合った仕事について考えてみる
ここまで行くと、
〇今の自分はとても良くやっている
〇自分の長所もたくさんある
〇もしかしたら、自分の長所と苦手なことは裏表なので、苦手は苦手でしょうがないことかもしれない。
と思われるかもしれません。
そこから、自分に合った仕事について考えてみるのはいかがでしょうか?
【参考記事】
>本当は今までやってみたかった多少経験のある業界に転職したいのですが、こんな年齢になってしまい短期間で決まる程甘くない競争率です。
と書いてくださっている業界への転職についても、「前向きにやってみよう!」というお気持ちに自然となるかもしれません。
「いや、別に今の仕事でいろいろできているじゃん」と思えるようになるかもしれません。
第三の道に興味が出てくるかもしれません。
みずいろさんのネクストステージ。それはどんな色でしょうか^^?
まとめ
今日は、今の仕事が向いていないと思う時に、
〇今までやってきた自分の素晴らしさを受け取る
〇自分の長所や魅力・強みを受け取る
ことによって、気持ちが楽になり前に進みやすくなるかもというお話を書きました。
「長所や魅力・強み」については、カウンセラーは普段から見つけるのに慣れているので、客観的にたくさんお伝えできるかなとも思います^^。お一人でするのが大変だったら、カウンセリングも選択肢に入れていただけたらなと思います。
少しでもご参考になれば幸いです。
このたびはご相談、本当にありがとうございました(*^-^*)
ご感想をこちらから送ってくださったり、SNSでつぶやいてくださったりすると、とっても嬉しいです(^^)。
今日は主に「自己肯定感」という切り口ですが、少し違った切り口でも似たテーマで書いていますので、ご参考までに。
【参考記事】
【もう一記事いかがですか?】
職場・仕事のお悩みは、他にもたくさん回答しています。
職場・仕事のお悩み相談の記事はこちら↓にまとめています^^。
この記事を読んで下さって、「この場合はどうだろう?」「自分の場合はどうだろう?」と思われた方は、是非、こちらから↓ご質問をいただければ嬉しいです^^
コメント
お返事いただきありがとうございます。嫌なこと10年子供のためと思い続けたことなんかを『偉業』とまで言っていただいて、涙が出ました。職場の制服がダサすぎて苦痛なのは『ファッショナブル』なんだ〜!と、目から鱗でした。
少し前向きに転職活動もやってみようかなと思えました。
野内さんのセッションも、やってみようかと思います
みずいろさん、コメントありがとうございます!
野内みちるです。
本当に偉業ですよね(*^-^*)。
みずいろさんのご相談文を拝見して、「いや~、本当に素晴らしいな^^。是非いっぱいその素晴らしさをご自身で受け取っていただきたいな~」と思いながら、お返事しました。
なので、こんなふうにコメントいただけて、とっても嬉しいです^^。
本当にありがとうございます!
書いて下さっている通り、ちょっとお返事ではまとめて書いてしまったのですが、
苦手なことと長所の連動というのは、私は以下のように思いました^^。
・出勤時間、仕事内容を分刻みで決められている
・トイレに行く時も伝える
→これが辛いのは、「自由さ」という長所があるから。
・服装、髪の色、髪型の規定が細かくある
・制服がダサい
→これが辛いのは、「自由さ」「ファッショナブル」「華がある」という長所があるから。
・朝礼で経営理念の斉唱
→これが辛いのも、「自由さ」という長所があるから。また、「なんでこんなことしないといけないの?」と思うのなら、「正直さ」「合理性」という長所もありますね。
・全然良いと思えないものを勧めないといけない
→これが辛いのは「正直さ」「誠実さ」という長所があるから。そういう方は「信頼のおける方」ですね^^。
是非、そういうご自身の素晴らしさを受け取って、そこからみずいろさんの今後を考えるキッカケになればなと思います。
セッションも是非!
このたびは、本当にありがとうございました(*^-^*)