怒りを原動力に頑張ってきた人が無気力になってしまった時

気持ちを楽にする心理学

こんばんは(^^)。「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。野内です。

今日は、怒りを原動力に頑張ってきた人が無気力になってしまう時について書いてみたいと思います。

怒りを原動力に頑張ること

〇暴力等の機能不全な家庭から、「このクソ野郎どもに絶対復讐してやる!!!!」(←言葉遣いが悪くて失礼)と飛び出して、その怒りや復讐心を原動力に勉強や仕事を頑張って社会的に成功する。とか

〇学校の時のいじめっこに対して、「このクソ野郎、いつか目にもの見せてやる!!!!」と復讐を誓い、その怒りや復讐心を原動力に自分の得意だったプログラミングを頑張って社会的に成功する。とか

〇大好きだったら彼氏(彼女)に振られた時、「もっと綺麗になって見返してやる!!!」と思い、その怒りを原動力に頑張ってメイクやファッションやダイエットを頑張って綺麗になる。とか

この「怒り」によるブーストというのは、結構あるようで、青色LEDでノーベル物理学賞を受賞した中村教授、ボクシングの内藤大助さんも、この「怒り」をエネルギーに変換して成功を収めたという部分があるとどこかで読んだことがあります。

また、成果だけを見たら、上の例でも、

①社会的成功

②綺麗になる

とか本人にとっても社会にとっても、何一つ悪いことではないと見えると思います。

怒りを自分を前に進める推進力として使うこと

この例のポイントは、「怒り」や「復讐心」の矛先を、

〇復讐したい対象そのもの(機能不全な家族、いじめっこ、振った彼氏(彼女))

に向けるのではなくて、

〇自分の活動(自分の勉強や仕事とか、メイクやファッションやダイエットなど)

に向けているという点だと思います。

つまり、「怒り」「復讐心」という一般的にはネガティブと捉えられる感情も、自分を前に進める推進力として使うこともできるという例だと思います(なので、必ずしも「怒り」「復讐心」そのものが悪いわけではないかと思います)。

怒りを原動力に頑張った後

じゃあ、これで、ハッピーハッピー、大団円となるかと言うと、そうなる場合もあるが、そうならない場合もあるようです。

例えば、ある程度、

①社会的成功をゲットした。他の人から「すごいね~」って言われる。

②美しさをゲットした。他の人から「すごい綺麗だね~」って言われてモテまくる。

とか、そういうのって嬉しいものではないかと思います。

まあ、実際に、①は微妙、②は経験がないので想像ですが(笑)

そこで、本人がどう思うでしょうか?

パターンA

「うん。最初は怒りや復讐心がキッカケだったけど、やっているうちに、仕事(or美容)自体楽しくなってきて、楽しいよー(^^)」

このように思うなら、「怒り」や「復讐心」から始めたけど、やっていること自体が「楽しい」「嬉しい」という感情に変化したということかなと思います(^^)。

一方で、

パターンB

〇「…うん…。…そうだね…、まあ、皆評価してくれるのは嬉しいよね…」

とか、もっと明確に、

〇「…なんか自分は何をやっているんだろう…」

〇「…なんか疲れてしまったのかな…。いやいや、そんなこと言っててもしょうがないよね!」

とか、燃え尽きた感や疲労、無気力さを感じてしまう場合もあるかと思います。

これは、「怒り」「復讐心」を原動力としていると、その「怒り」「復讐心」が何らか弱まってくると、エンストしてしまっていると考えることができるかと思います。

カウンセリング的目線で怒りを原動力に頑張ってきたが無気力になったしまった方を見たら…

私が、カウンセリング的目線でパターンBの方を見るならば、まず、「本当によく頑張ってこられたんじゃないかな」とお伝えするかと思います(^^)。

原動力は何であったにせよ、自ら道を切り開いてこられたのは紛れもない事実ですからね。

そして、その方の素晴らしさをいっぱいお伝えするかな~と思います。

また、過去の「怒り」「復讐心」の起点となった出来事について痛みが強ければ、そのことを振り返り、癒していくこともありえるかもしれません。

無気力・疲労・燃え尽き感といった感情をただそのままに「うんうん、そう感じるよね~」と肯定することや、少しお休みして疲れを取ったりすることもポイントになるのかもしれません。

その上で、だいぶ元気になったら、「こんなことしてみたいな!」「あんなことは好きだな~」といったことが出てきたら、「怒り」「復讐心」とは違った「楽しさ」「嬉しさ」といった原動力で進めるようになっていくのではないかと思います。

まとめ

ちょっと最後プロセスを端折ってしまったのですが、今日は、

〇怒りを原動力に進むことは必ずしも悪いことではないこと

〇「怒り」や「復讐心」から始めたけど、やっていること自体が「楽しい」「嬉しい」という感情に変化する場合もあること

〇「怒り」「復讐心」を原動力としていると、その「怒り」「復讐心」が何らか弱まってくると、エンストしてしまい、無気力・疲労・燃え尽き感が出る場合もあること

〇そのような無気力・疲労・燃え尽き感が出る場合でも、様々な再起の方法があるのではないかということ

について書いてみました。

何か少しでも参考になることがありましたら、とても嬉しいです。

読んで下さってありがとうございました(^^)野内でした。

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