こんばんは(^^)。「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。心理カウンセラーの野内です。
「自分には長所がない」と思ったときの簡単な見つけ方を先日2つ書きました。
今日は、その続きで3つ目の簡単な見つけ方を書いてみたいと思います(^^)。
「自分には長所がない」と思ったときの簡単な見つけ方
見つけ方自体は本当に簡単で、結論から行くと、
他の人の魅力的・長所だなと思うところを挙げます→挙げた魅力・長所があなたの魅力・長所です
というものです。
シーーーーーン…
待ってーーーー、帰らないでくださいーーーーー(土下座)。
まあ、これだけ言われても「??????」「いや、違うし…」と思われる方もいるかと思います。
今日は、このことを考えてみたいと思います(^^)。
他の人の魅力・長所を挙げる例
具体例を挙げて考えてみたいと思います(^^)。私はくまモンが大好きなので、くまモンを見ると大変魅力的だと思います(くまモンは人なのかというツッコミはとりあえずおいておくとして(笑))。
でも面白いのは「くまモンの魅力・長所」を挙げると、人によって挙げる要素が異なります。例えば、私が挙げるなら、1つはこちら↓。
〇職人的
でも、私の知人のAさんは別の要素を挙げます。
〇あの目が良い(くまモンの目は→こういうのΦΦ)
同じ対象(くまモン)を見ても、挙がってくる魅力・長所は人それぞれということですね。挙げてきた魅力・長所はそれぞれの人と関連づいていると言えるかと思います。
それで、なぜ例えば「職人的」が魅力・長所として挙がったかと言いますと、それは、
〇少なくとも「職人的」が魅力・長所と挙げた人は「職人的」とはどういうものかが自分の中でわかっている(もしわかってなかったら挙げられないですよね)
〇「職人的」を良いものとして自分の中で捉えている(くまモンの魅力・長所として挙げているので)
という状態にあるからと思います。
もちろんそれがくまモンレベルで発揮されているかは別として、「職人的」という要素が自分の中で位置づけられているから挙げられるとは言えそうです(このように、自分の中にあるものを外に映し出すことを「投影」と言います)。
「えー、でも~」という場合
とはいえ、なかなか納得できないという場合もありますよね(←私ですね 笑)。
「いやー、くまモンみたいなレベルで職人的じゃないからな~」
「いやー、職人的って言ったら〇〇さんとか、▲▲さんとか、他にももっとすごい人がいっぱいいるし、自分なんかが職人的とか言うのはちょっと…」
みたいな声が自分の中で聞こえてきそうです(爆)。
でも、たぶんですが、人間国宝にならないと職人的とは言えないとか、そのような規則はないかと思います。もっとすごい人がいっぱいいるとしても、「少しそういう面があるのかな~」ぐらいの理解でも良いのかもしれません(^^)。
掘り下げが必要な場合も
次に、少し掘り下げが必要な場合もあるということを考えてみたいと思います。
〇あの目が良い(くまモンの目は→こういうのΦΦ)
と言ったAさんの目がくまモンの目と一緒かというと物理的には異なります。この場合、目の形状からどんな魅力・長所を感じるかということを掘り下げる必要があるかと思います。
実際に「あの目が良い」と言ったAさんに、「くまモンの目の形状のどんなところに魅力・長所を感じますか?」と聞いたところ、
〇シュールなところ
という回答でした(爆)。Aさん、私から見ても確かにシュールというか独特のムードが魅力・長所の人でした(笑)。
まとめ
この投影による魅力・長所発見は、経験的には特に他の人を観察していると(例えばAさんとか)、結構的中率はあるように思います(^^)。良ければ、お試しを(^^)
読んで下さって、ありがとうございました(^^)
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