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こんにちは。
「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
今日は、ココロノマルシェにいただいたお悩みにご回答させていただきます。
動画でも回答していますので、よかったらご覧ください。
ご相談文
自己実現、ライフワークとやらで、人生に満足感を得たいです。(ご相談者さん:えりーさん)
話のネタになるかわかりませんが、人生迷子の私にヒントをくださればと思います。
女、40代です。
今の仕事に対して、私はこのままこの仕事を続けていて良いのか?と焦りのような疑問を感じてます。
知識も経験も浅く、向上心もやる気もなく。
とは言っても生活を支えるだけの収入は充分にあり、他でこれだけの収入えられるのかと不安があります。お金の不安は大きいです。
やってみたい事はあるものの、お金にしていくイメージが湧きません。長続きするのか?とも感じています。
ライスワークしながらできる事探せば?とも思ったのですが、現仕事を辞めたい気持ちがずっとあります。
若い頃の夢を掘り起こし、イラストを再開してみたのですが、当初は楽しかったものの、最近はまったく描けなくなりました。悲しいです。
自分の本当の気持ちに向かって人生をすすめていけば、今の不満感、これでいいのか?という気持ちを払拭して生きていけるのでは?と想像するものの、
お金の不安、自らへの不信感からか、どうしたいのかわからなくさせてしまいます。
今できるなどがあれば教えていただきたいです。カウンセリングなどは有効でしょうか?
なんとか打開していきたいです。
ご回答はここからです。
えりーさん、ご相談ありがとうございます^^
お仕事を辞めたいなと思っている。
でも、お金が不安。
なので、なかなか「辞める」という決断に至らない…。
やりたい事はあるのだけど、「長続きするかな?」と不安になってしまって、そこに踏み出せない…。
今、「わかるーーーーーー!!!!!」とスマホを握りしめた方が多数いるのではないかと思います(笑)。
とても共感を呼ぶご相談と思います(私は、お仕事に関するご相談をいろいろお聴きしているカウンセラーなので、えりーさんと似たご相談もよくいただきます^^)
こういう時って、「今の仕事嫌だなー、でもお金不安だしなー。でもやっぱり嫌だしなー」みたいな感じで、出口が見えずに同じところをグルグル回っている感じ、「こうしたらいいんだ!」みたいなことが見えない、そういう苦しさを感じる方も多いのではないかと思います。
>お金の不安、自らへの不信感からか、どうしたいのかわからなくさせてしまいます。
とえりーさんも書いて下さっていて、自分の今の手札の中に出口が見当たらないという現象なのかと思いますが、いかがでしょうか^^?
こういう時、自分の視点からは出口が見当たらないように感じるのですが、他の人の視点から見ると、実は壁だと思っていたものが出口だったとか、上にも下にも出口がありましたということがあります。
カウンセリングは、まさに「本当にそれは壁なのかな?」とか「違うところに出口はないかな?」ということを対話を通して一緒に整理して考えていくことで、このグルグルから脱出するのに有効かと思います^^
ということで、良かったらカウンセリングも活用いただきたいと思います^^
今日は、せっかくなので、グルグルを打破する出口ってどういったものが考えられるかについて、3つ例を挙げてみたいと思います。
えりーさんも、よかったら考えてみていただければと思います^^
出口が見つかる一助になれば幸いです^^
「自分の価値に気づく」という出口
えりーさんは、
>知識も経験も浅く、向上心もやる気もなく。
>とは言っても生活を支えるだけの収入は充分にあり、他でこれだけの収入えられるのかと不安があります。お金の不安は大きいです。
と書いて下さっています。
これを読んで、えりーさんは、ご自身の能力とか価値とかを不当に低く見積もってないかな~というところが少し気になったのです。
実際は、何かしら貢献しているし価値や能力があるからこそ、会社はえりーさんにお給料を払っているのだと思います^^
お金の不安は、もしかしたら自分の能力や価値に対する不安と言い換えられるかもしれません。
もし自分が既にしている貢献や能力や価値を受け取ることができたら、「こんな価値があるなら、他のところでも収入を得られるのではないか」と思えて、お金の不安が軽くなるかもしれません。
これが「自分の価値に気づく」という出口です。
不安の正体を直視するという出口
続いて、「お金の不安」そのものについてです。
「お金の不安」というのは、この貨幣経済の中で、どうしても無理ないことと思います。
とはいえ、
〇自分が幸せに生活していくには、いくらぐらい必要なのか?
〇お金の不安って具体的にはどういうことが不安なのか?
そういうことを直視して考えると不安が軽減される場合もあります。
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という古語(?)がありますが、幽霊だと思って恐れていたものが、よく見たら枯れたススキの穂だったみたいな意味かと思います。
「何となく不安」という場合は、上記の質問に答えてみていただいて、何が不安なのかを直視してみるだけでも、お金の不安が軽くなる場合もあります。
(ただし、お金の不安というのは、自分の家族から来ている根深いものの場合もあり、一人では難しい場合は、カウンセリングも活用いただければと思います^^)
これが「不安の正体を直視するという出口」です。
仕事に対する思い込みを手放すという出口
えりーさんは、
>長続きするのか?とも感じています。
と書いて下さっています。
ちょっと意地悪な感じの問いになってしまうのかもしれないのですが(すいません(;^_^A)、えりーさんは、
「仕事って長続きしないといけない」
という思いってあるでしょうか^^?
私も、「宮大工の世界は10年修行しないといけない」などとどこかで見たことがありますし、「勤め上げる」みたいな言葉もありますし、「仕事は長く続けるべき」という価値観を持っている人も一定数いるかもしれません。(それが間違っているわけでもありませんよね^^)
でも、「好きなことをドンドン変えながら続けていって、それで楽しんでいる人」もいるかと思います^^
私達って、「仕事は長く続けるべき」みたいな「仕事ってこうすべき」「仕事ってこうあるべき」みたいな心の思い込みを無意識に持っています。
それは、
・今までの自分の経験(長く続けることで給料があがったとか)
・誰かの体験(友達が長く続けて社長賞を取ったとか)
・誰かから言われたor世間一般で言われていること(親がいつも「仕事は長く続けてこそだ」と言っていたとか) など
から、形成されるもので、誰でも何かは持っていると思います。
でも、それが進む足かせになってしまう時もあります。
(「仕事は長く続けるべき」と思っているから、「長く続けれないことはしないようにしよう」となってしまうなど。)
そういう時は、自分が持っている心の思い込みを一旦可視化して、
「これって本当かな?」
「これって本当に必要かな?」
と再検討してみると、「まあ、続かないかもしれないけど、とりあえずやってみたいからやってみよう!」という出口が開くかもしれません^^
これが「仕事に関する思い込みを手放す」という出口です。
まとめ
グルグルを打破する3つの出口の例
グルグルを打破する出口について、3つ例を挙げてご回答してみました。
実際には、もっと複雑なことも多いので、カウンセリングでは、「違うところに出口はないかな?」ということを対話を通して一緒に整理して考えていくことで、グルグルから脱出していきます。
今日はちょっと情報がなかったので、どうしてイラストを描けなくなったのか、カウンセリングだったら、一番お聴きしてみたい部分については触れられなかったのですが、えりーさんは、イラストを再開するなど、実際に自分のライフワークに向けて行動できるという素晴らしい強みをお持ちです^^
だから、グルグルから抜け出たら、ドンドン自分の幸せに向けて進んでいける方かと思います^^
そのきっかけとして、カウンセリングも良かったら活用いただければと思います^^
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動画でも回答していますので、よかったらご覧ください。
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おまけコーナー
今日のテーマのライフワーク。
ライフワークは、お仕事以外にも、パートナーシップ、友人、健康、そして趣味などを含めた、その人が幸せを感じられる状態を指します^^(趣味の文字がなぜかデカい(笑))
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自宅の冷蔵庫に貼っているくまモンカレンダー1月。
くまモンのエビぞり具合が最高で、毎日幸せを感じます(笑)

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