こんにちは。
「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
今日は、ココロノマルシェにいただいたお悩みにご回答させていただきます。
動画でも回答していますので、よかったらご覧ください。
ご相談文
転職活動をうまくいかせるには?(ご相談者さん:クッキーさん)
こんにちは。
転職のことで質問させていただきます。
私は今、転職活動中ですが、なかなか仕事が見つかりません。
私は新卒時の就職でも苦戦し、なんとか卒業ギリギリで見つけることができました。
当時苦戦した理由は、最初のうちは正直就職したくなかった(働いているサラリーマンを見ていると、疲れ切っていて、まったく憧れなかった、働きたい会社や職種が見つからなかった、コミュ障気味で面接が不得意だった)ことでした。当時は何とか就職すると決めて数カ月後に就職できました。
ただ、海外留学の夢が捨てきれず、その後会社をやめ留学し、現在再就職を現在目指していますが、なかなか見つかりません。
なお、新卒時も現在も、大手ばかりであったり、自分のスキルに合わない仕事に応募しているわけでもありません。
就活や転職活動をしていて、まったくどこにも不採用になることなく、スムーズに決まってしまう人というのはいないとは思います。とはいっても人によってはいつも簡単に仕事が見つかったり、たまたまの幸運で(採用している人にたまたま会う、友人紹介など)見つかる人も会ったことがあり、正直うらやましいし、何が違うんだろう・・・と思ってしまいます。
今回は働きたいという意志もありますし、いいと思う会社もいくつか見つかり応募しましたが不採用という感じです。また、留学までしてスキルアップしたのに、それでもダメなのかな、という気持ちもあります。
色々考えたり根本先生のブログを読んだりして、私は自己肯定感が低い、ということが分かっているので、それが原因かな?などと思っています。
また、実は恋人ほしいと思いつつも一度もできたことがなく、恋人探しと就活は似ているなどと言われているのでそれも関係しているのかなどども考えました。
ちなみに母は過干渉ヒステリックでよくお前はできないなどと否定され、姉と母にはいじめられていました。
父は自分以外に無関心で、話をするにしても子供をバカにする関わり方しかできていなかった感じです。
長くなりましたが、転職をうまくいかせるためのマインドセットのようなものがあったら、教えていただけると助かります。
ご回答はここからです。
クッキーさん、ご相談いただき、ありがとうございます^^
まずは転職活動、本当にお疲れ様です^^
転職活動って、その会社のことを調べたり、履歴書等を作成したり、実際に面接に行ったりと、様々な物理的な大変さがあると思います。
そして、「この会社で働きたいな!」と思って、そういった行動をしながらも「不採用」の通知を受け取ると、ガッカリしてしまうのはもちろん、「何か今後が不安になってきた…」「なんか自分がダメなのかな…」「スルスル決まる人もいるのに、それと比べて自分って…」とモヤモヤしてしまう人も多いかと思います。
物理的な大変さだけでなく、そういう精神的な大変さもあると思います。
なので、クッキーさんをはじめ、今転職活動を行っている方、まずは本当にお疲れ様です^^
今日はそんな大変な中頑張って動いている方に向けて、ご自身の能力を生かしながら楽しく働いていくのを応援できればと思い、2つのポイントから転職活動をうまくいかせるマインドセットについてご回答してみたいと思います^^
で、実際のところ、転職活動のネックとなっているところは、人によってかなり異なります。
なので、本来ですともう少しクッキーさんのお話を詳しくお伺いしたいところです。
ただ、今回のクッキーさんのご相談文の中で、
>実は恋人ほしいと思いつつも一度もできたことがなく、恋人探しと就活は似ているなどと言われているのでそれも関係しているのかなどども考えました。
という一文がありまして、今日は、恋人探しと就活の共通点という観点から、ご回答したいと思います。
逆に言うと、今日のポイントを押さえると「就活も恋愛もうまくいく」可能性が高まるということで、何か少しでも参考になればと思います^^
自分を知り、自分を生かせるフィールドに自分を置く
恋人探しと就活がうまくいく共通点1つ目は、「自分を知り、自分を生かせるフィールドに自分を置く」ということです。
就活で言えば、人間誰でも得意・不得意がどうしてもあるし、「これは好きだけど、これは苦手」ということもあると思います。
そして、自分の長所も短所もそのままに認めて、長所を活かし、短所があまり問題にならないフィールドに自分を置くと、就活がうまくいきやすいかと思います^^
例えば、私の大学の時の微積の先生は、とても優秀な数学者でした。
しかし、常にジーパンの破れてはいけないところが破れている身なりに構わない方でした(爆)
単純化しますと、
長所:数学能力
短所:身なりに構わない
としますと、この長所が活かせて短所があまり問題にならない「大学」というフィールドに自分を置いているから、楽しく働けていると考えられます。
逆に、身なりに気を使う業界だったら、その方がどんなに優秀でも、就職活動は成功しなかったのではないかと思います^^
恋愛に関しても、コラムニストのアルテイシアさんという方の名言で「恋愛は選挙じゃない!多数の票を集める(モテ)のではなく、自分にピッタリの一票(マッチング)」という言葉があります。
「モテではなくマッチング」という観点で考えると、自分の長所も短所もそのままに認めて知っている人は、恋人探しがうまくいきやすいかと思います。
クッキーさんは、
>なお、新卒時も現在も、大手ばかりであったり、自分のスキルに合わない仕事に応募しているわけでもありません。
と書いて下さっているので、スキル面のご自身の長所は認めていらっしゃると思います。
ただ、クッキーさんが「私は自己肯定感が低い、ということが分かっているので」と書いて下さっていて、「自分のいいところも、悪いところも認めている」というのが自己肯定感なので、より自分の長所も短所もありのままに認めるというのがポイントになるのかもしれません。
ということで、ここまで読んでこられて、「あ~、なるほど」と思われた場合は、
〇自分自身をもっと知ってみる
〇その自分を生かせるフィールドについてもっと知ってみる
というアクションはいかがでしょうか^^?
具体的な方法は以下の記事も参考にしてみていただければと思います^^
【参考記事】
自分から与える
恋人探しと就活がうまくいく共通点2つ目は、「自分から与える」です。
就職活動がうまくいきやすそうな人って誰でしょうか?
(Aさん)自分はこういうことが得意なので、会社にこのように貢献します。自分は、会社にこういう利益をもたらします。
(Bさん)あまり自信はないし、できることは少ないかもしれないんですけど、働きたいです。
もちろん、時と場合によると思いますので、一般論になるのですが、「自分から相手に与えたい」というのをわかりやすく表現しているAさんのほうが、転職活動がうまくいきやすいというのがあるかと思います。
恋愛の場面でも同じように、
(Aさん)2人が楽しく過ごしていけるように、自分は料理が得意だから、作ってあげたり楽しい時間を過ごしたいなと思っています。
(Bさん)料理が上手で美人で優しい人がいいな。
という2人がいたら、「こんなふうに2人で楽しい時間を過ごしたい」という形で、自分から何かを与える姿勢があるAさんのほうが、いい関係が築きやすいのではないかと思います。
(これは、自分の希望を言ってはダメとかそういうことではなく、お互いに与えると良い関係が築けるという意味になります。)
ただ、この「自分から与える」という考え方を聞くと、昔の私もそうでしたが、なんか嫌な気持ちになったりモヤモヤしてしまう方もいるかと思います。
(というか、カウンセリング的には、「与えましょう!」「はい!」という体育会系(?)のやり取りで終わることはないと思います(笑))
この嫌な気持ちとかモヤモヤというのは、
「自分にはそんな大したことはできないし…」
「自分なんかに与えられるものとかないし…」
という自己否定だったりするケースがあります。
「自分なんて」という自己否定があると、「こういうふうに貢献します」と自信を持って伝えるのが難しくなってしまうこともあります。
もしここに当てはまる場合は、自分の価値を受け取ることで、「自分から与える」ということが抵抗なくできるようになる場合もあります。
具体的な方法は以下の記事も参考にしてみていただければと思います^^
【参考記事】
まとめ
恋人探しと就活がうまくいく2つの共通点(まとめ)
恋人探しと就活がうまくいく共通点として、以下の2点を解説しました。
1.自分を知り、自分を生かせるフィールドに自分を置く
2.自分から与える
ただ、最初に書いた通り、転職活動でボトルネックになっていることが何かは人によってかなり異なります。「どこが一番のネックになっているのか」を見つけて、スピーディーに効果的に問題を解決していきたいという方は、カウンセリングも活用していただければと思います。
動画紹介
動画でも回答していますので、よかったらご覧ください。
おまけコーナー
今回のご相談者さんのクッキーさんの海外留学されていたとのこと。
私も海外大好きなのですが、先日アシアナ航空に乗ったら、搭乗券の裏側がカカオフレンズ柄でした(*^-^*)
こういう細かいところも楽しいですね^^
このたびはご相談ありがとうございました(*^-^*)。
ご感想をこちらから送ってくださったり、SNSでつぶやいてくださったりすると、とっても嬉しいです(^^)。
この記事を読んで下さって、「この場合はどうだろう?」「自分の場合はどうだろう?」と思われた方は、是非、こちらから↓ご質問をいただければ嬉しいです^^
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