こんばんは(^^)「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
今日は、 ココロノマルシェに届いたお悩みに回答させていただきます(^^)
ココロノマルシェとは?
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ご相談文
試験に合格したのに喜べない(ご相談者さん:くるみさん)
先日、約1年間勉強してきた資格試験に無事合格しました。
合格した瞬間はすごく嬉しかったのですが、だんだん自分が合格して良かったのかという気持ちになってきました。
一緒に受験した仲間たちはみんな私よりレベルが高く、そんな人たちと自分が一緒に合格していいのかなぁという気持ちになってしまいます。
なんか、自分がズルをしている、悪いことをしている気持ちになってしまいました。
合格という結果に差があるわけないのですが、自分の合格はオマケなんじゃないか、温情じゃないかと思ってしまいます。
そして、合格を素直に喜べない自分を良くないと思ってしまいます。
どうすれば素直に喜べるのでしょうか。
アドバイスいただけたら幸いです。
ご回答はここからです。
くるみさん、ご相談ありがとうございます^^
まず、資格試験への合格、本当におめでとうございます!!!
1年間勉強されてきたということで、長期間大変だったのではないかと思います。
本当にお疲れ様でした^^
さて、
>合格した瞬間はすごく嬉しかったのですが、だんだん自分が合格して良かったのかという気持ちになってきました。
>合格を素直に喜べない自分を良くないと思ってしまいます。
とのこと。
素直に喜びたいのに、喜べない自分がいるのですね。
そして、「喜べない自分を良くないと責めている自分」もいるのですね。
心の中で、いろんなくるみさんが今いらっしゃって、気持ちが押し合いへし合いしているのかもしれません。
それって、辛いし、疲れてしまうこともあるかもしれません。
くるみさんが好き好んで「喜ばない」ようにしているわけではないですね。
「喜べない自分がいる」のには、理由があるのだと思います^^
今日は、「素直に喜びたいのに、喜べない」理由について、一緒に考えていきたいと思います。
頑張って資格を取得され、今からその資格を活かして、社会という広い大海原に出発されるであろう、くるみさん。
そんなくるみさんの前途ある未来が楽しく自由なものとなるように、面舵一杯、応援できればと思います^^
では、参りましょう!ヨーソロー!
自己評価と客観的評価の違い?
くるみさんは、一生懸命勉強されて試験に合格され、資格を取得されたのですね。
その資格協会の理事(?)を羽交い締めにして脅して資格を取得されたわけではないと思います(笑)。
その資格協会の理事(?)に金色のお饅頭の付け届けをして、「越後屋、お主も悪よのう」「お代官様も」的やり取りをして、資格を取得されたわけでもないと思います。
(←昭和な例えですいません(笑)意味がわからない場合は、「時代劇」「悪代官」などとグーグルしていただくと動画など出てくるかと)
なので、
客観的評価:くるみさんは実力・能力があり、資格を取得された。
ということかと思います。
一方で、くるみさんの自己評価の中で、
自己評価:自分の合格はオマケなんじゃないか、温情じゃないかと思う。
=「私はこの資格を取得できるほどの実力・能力がないのではないか…」と思う
となっているのではないかと思います。
つまり、客観的評価よりも自己評価が低いため、そこにギャップが生まれて、「こんな私が資格取得して良いのかな…」と感じていらっしゃるのではないかと思ったのですが、いかがでしょうか^^?
例えば、くるみさんは、今までにこの資格以外にも、
客観的評価:「くるみさん、すごい!」「くるみさん、素敵!」と他の人から言われる。
自己評価:「全然そんなことないのに」と自分では思う。
といった、客観的評価と自己評価の違いを感じたことはないでしょうか?
自己評価が低くなるには事情がある
もし、「あ~、そうかもしれないな」と思われたとしても、自己評価が低いのはくるみさんが悪いせいではもちろんありません。
何らかの事情によって、自己評価が低くなっているということかと思います。
例えば、
〇親が全然褒めてくれないタイプの人だった。
例:99点のテストにも「あと1点が取れないなんて!」とできていないところを責め立てられた。
〇親が他の子や兄弟姉妹と比べて、自分のことを落としてくるタイプの人だった。
例:「お兄ちゃんと比べて、あんたは頭が悪いから」とか「妹と比べてあんたは要領が悪いから」など言われてきた。
などというケースもあるかもしれません。
(親以外が原因のケースももちろんあります。)
自分の素晴らしさを受け取る
なので、もし「自己評価低いかも」と思われたら、自分の素晴らしさを受け取っていくと、自己評価と客観的評価がバランスが取れてくるのではないかと思います^^
そうすると、「自分もこの資格にふさわしい能力・実力がある」と思えるので、合格を素直に喜べるようになるのではないかと思います。
なので、ここでは、自分の素晴らしさを受け取るワークについて、ご紹介します。
〇1年前の自分と今で自分を比較して、良い方向に変化したことを100個挙げる
私達って、どうしても「人のできているところ」と「自分のできていないところ」を比較してしまう時があります。
そうすると、どうしても、「あの人と比べて自分は全然だめだ」と思ってしまって、自己評価が低くなってしまいます。
(「人のできているところ」と「自分のできていないところ」を比較しているので、絶対自己否定になってしまう)
そうではなくて、過去の自分と比較して、「あ~、こんなところできるようになったな^^」と思うと、自分を肯定できると思います。
他にも、「自分の素晴らしさを受け取る」ことについては記事をたくさん書いています。
よければ、ご参照下さい^^
【参考記事】
まとめ
今日は、「自分なんかが…」と思ってしまう時、客観的評価よりも自己評価が低くなっているのかもというところに注目して、ご回答しました。
動画でも回答しておりますので、よければご覧下さい^^
私自身が「自分なんて…」「自分には良い所が一つもない」という無価値感に長年囚われておりました。
なので、過去の私のように、今日のお話も「頭ではわかっても何だか難しい…」と思われる方もいらっしゃるかもしれません^^
よければ、「良い所も悪い所もあるけど、それでも自分は生きてていいんだ^^」と安心と自由を感じられる世界に皆でお引越ししましょう^^
何か少しでもご参考になれば嬉しいです。
このたびはご相談ありがとうございました(*^-^*)。
ご感想をこちらから送ってくださったり、SNSでつぶやいてくださったりすると、とっても嬉しいです(^^)。
この記事を読んで下さって、「この場合はどうだろう?」「自分の場合はどうだろう?」と思われた方は、是非、こちらから↓ご質問をいただければ嬉しいです^^
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