【お悩み相談】新しいことを始めたけど成果がでない~ 乗り越えるマインドセット

相談回答(架空相談含む)
ココロノマルシェ

こんにちは。

「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。

心理カウンセラーの野内みちるです。

今日は、ココロノマルシェにいただいたお悩みにご回答させていただきます。

ココロノマルシェとは?
根本裕幸カウンセラーのお弟子カウンセラー達が回答する、無料のお悩み相談掲示板です。
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ご相談文

起業して結果が出始めるまでの気の持ち方(ご相談者さん:まるみさん)
起業しようと思い退職して2か月ですが、早くもメンタルが行き詰まってきたので相談させてください。
40代既婚女性です。

会社員をしながら副業で何かを始めることも考えましたが
その会社では副業がしにくい事情もあり、退職することを決めました。

やりたいことはなんとなくあったものの、実際に取り組もうとすると
当初のもくろみが外れるようなこともあったりで
それが焦りにもなり、気持ちが空回りしはじめました。

やりたいことは法人を作ってある程度の規模でやるようなことなので
まずはスモールスタートで発信用のSNSを作ってみたり有料記事を書いて販売してみたり
していますが、
思うように結果は出ず、いけないとは思いつつも
私って人気ないなー、能力ないなー、と自分責めが止まりません。

誰も自分のことを必要としてくれないし、
自分は価値なんて提供できないんだ、と自信喪失にもなっています。

まだ落ち込むには行動量が足りないとは思いますが、
それを考えようとすると頭が働かないくらいストレスが溜まってきました。
こんな状態なので余計に落ち着いた発信ができなくなり、それでまた反応が得られず悪循環です。

日々誰とも話さない時間が長くなったことと、
(主人と2人暮らしです)
収入がないことが、気持ちが詰む原因だと思います。

2週間に一度くらいは友達とランチをしたりしていますが、
それ以上人と会って話すとなると、収入もないのに…というのが気になって
出不精になっています。

だったら会社員として就職したら、とも思うのですが
それがしっくりこないから退職したわけなので
その選択肢もあまり前向きには考えられません。
パートやアルバイトをするのも、「とりあえず収入得られるからいいや」
みたいなほうに気持ちが流れてしまいそうで気が進みません。

今まで何度か会社を辞めて転職をしてきていますが、
同時並行で次の進路を考えるのが苦手で
いつも辞めてから次の仕事を探すので、こういうブランクの期間ができて
そのたびにいつも気持ちがふさぎこんでしまいます。

そういうパターンになっていることに今になって気づいて
現状より良くなろうと思って退職したのに逆にダメージくらって
バカみたいだ・・・とまた自分責めです。

誰かに影響を与えたり評価されたい人間なので、
今まで会社ではそれが手に入っていましたが
起業するにあたり簡単に手に入らなくなったので
自己受容、無価値感などの問題が出てきているのではないかと思います。

今のこの時期を超えないと自分が望む世界には行けないと思うので
カウンセラーの方々が駆け出しの頃はどのように過ごされていたのか
教えて頂ければ幸いです。

元のご相談URL

ご回答はここからです。

まるみさん、ご相談いただき、ありがとうございます^^

まるみさんは、起業をしようと退職されて2か月とのこと。

新しいことをチャレンジして始めたのだけれども、最初なかなか成果が出ない時に、どうしても落ち込んでしまったり、嫌になってしまったりとか、多くの方が経験することではないかと思います。

起業というのは誰もがしているわけではないかもしれませんが、例えば、ダイエットとか、転職とか、移住とか、新たなチャレンジ!の時と考えると、多くの人に当てはまることかと思います^^

なので、今日は、まるみさんのご相談の起業をテーマにしつつ、「新しいチャレンジを始めたけど、なかなか成果が最初出ない時に、どうやって乗り越えていくのがいいか」について、2つのポイントからご回答したいと思います^^

>カウンセラーの方々が駆け出しの頃はどのように過ごされていたのか
教えて頂ければ幸いです。

と書いて下さっているので、私の事例も赤裸々に交えながら、ご回答できればと思いますので、何か少しでも参考になれば幸いです^^

前提:チャレンジしているからこその問題

最初に本論の2つのポイントに入る前に、1つだけ。

この問題って、まるみさんがチャレンジしていることの証明でもあるかと思います^^

もちろん、悩んでいて気持ちが落ち込むということが今あると思うのですが、

>やりたいことは法人を作ってある程度の規模でやるようなことなので
まずはスモールスタートで発信用のSNSを作ってみたり有料記事を書いて販売してみたり

というように、「自分でしたいことをしてみよう!」「そのために、まずSNSやノートを販売したりしよう!」と思って、実際に行動に移せていること自体は、本当に偉大な一歩だと思います^^

大きなチャレンジだと思いますし、それができる行動力や実行力は、本当に素晴らしいな~と思います^^

チャレンジしていく時って、「できている部分を認めて、自分を承認する」というステップも大切と思いますので、最初に私からまるみさんのナイスファイトに心から拍手を送ります!

ポイント1:自己否定を緩めて、自己肯定とともにチャレンジする

さて、本論に入りまして、「新しいチャレンジを始めたけど、なかなか成果が最初出ない時に、どうやって乗り越えていくのがいいか」についての1点目のポイント。

「自己否定を緩めて、自己肯定とともにチャレンジする」です。

というのは、

>思うように結果は出ず、いけないとは思いつつも
>私って人気ないなー、能力ないなー、と自分責めが止まりません。

>誰も自分のことを必要としてくれないし、
>自分は価値なんて提供できないんだ、と自信喪失にもなっています。

とまるみさんが書いて下さっています(そして、これに「本当にそう思っちゃう!!!!」と共感の嵐が巻き起こっていると思うのですが)

私も駆け出しのころからいろいろな人を観察していて、「記事を書いたんだけど、それがあまり人に見られていない」という事象があった時、それをどう捉えるかというのは人によってかなり違うんだな~と思った記憶があります。

というのは、

「私って人気ないな…、能力ないな…、私ってダメだな…」

と捉える人もいるし(昔の私もこのタイプなので、お気持ちはとってもお察しします(;^_^A)、また別の人は、

「なんかこのテーマっていうのはあんまり人にニーズがなかったのかな?」

「こういう文章の書き方は、なんかあんまりみんなに届くやつじゃなかったのかな?」

と、テーマとか切り口とか表現の仕方とか、そういうところを改善したら良いんじゃないかなと捉える人もいます。

つまり、同じ事象が起きたけど、それを「自分ってダメだ」と捉えるのか、それとも「色々変えていったらいいじゃん!」と捉えるのか、人によって違いがあるなと思います。

(これは、無理やり「色々変えていったらいいじゃん!」と思い込もうということではなくて)

チャレンジして少しうまくいかないと「自分ってダメだ(自己否定)」と思うとしたら、もうしんどくてチャレンジなんかできないのも無理ないことかと思います。( ;∀;)

自己否定を抱えたままチャレンジし続けるのって、重荷を背負ったまま山に登るみたいなもので、めちゃくちゃしんどいのですよね。

だから、もしこれに当てはまるかもと思われたら、まず自己否定を軽くしていくと、自然と「今回はタイミングが悪かったかな?」とか、「もう一回、切り口や表現を変えてやってみようかな」と、軽やかにチャレンジし続けれるのかと思います^^。

自己否定の反対は自己肯定なので、具体的に自己否定を緩める方法については、よかったら以下の記事も参考にしていただければと思います^^

【参考記事】

自分の欠点ばかり気になる時
こんばんは(^^)「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。心理カウンセラーの野内みちるです。 〇「自分はダメな所しかない( ;∀;)」〇「あれもこれもできないし( ;∀;)」このように、自分のダメな所ばかり気になる時はないで...

ポイント2:ビジョンを持つ

2つ目のポイントは、「ビジョンを持つ」です。

ちょっと苦しい時でも、その先に、「私はこういうふうになりたいんだよな」「こういうところを求めてるんだよな」というに向けて進んでいると思えば、進んでいきやすくなるかと思います。

まるみさんも、改めて「自分はどういうことをやりたいのか」「どんなふうに人の役に立ちたいのか」っていうところを振り返ってみていただくのはいかがでしょうか?

また、「私はこんな生活がしたい!」という欲望も大切ですよね^^

「こんなふうに生きていきたいと思って起業したんだったな」というように、自分が本当はどこを目指していたのかを振り返って、改めて、それを設定し直してみる。

そうすることで、続けていきやすくなるのではないかと思います^^

ここについては、私の事例も最後に1つお話ししてみたいなと思います。

私はYouTubeをやっているのですが(この記事にもリンクを貼っていますので、良かったらご覧ください^^)、なかなか再生回数が伸びないんですよね(笑)。

で、YouTubeって、皆さん見ているような人気のYouTuberさんだと、何十万再生とかありますよね。

しかもYouTubeって、再生回数が丸見えで、だから、私は、昔は「すごく恥ずかしいな( ;∀;)」と思っていたんです。

「誰も見てないじゃん!」みたいな気持ちになって、しかもそれがみんなに晒されてると思うと、「もうYouTubeなんてやめちゃおうかな…」と思うこともありました。

でも、「何のためにやってるのか?」っていうところを改めて考えたんです。

というのは、私のカウンセリングを受けに来てくださるクライアントさんが、結構「YouTubeを見ました」って言ってくださったのですね(ありがとうございます!とっても励まされました!)。

よく考えると、カウンセリングを受けてみたいなと思った時、「カウンセラーはどんな人なのかな?」とか、「怖そうな人だったら嫌だな」とか、「どんな話し方をするのかな?」と思う方も多いかと思います。

でも、Youtubeとかの動画で、カウンセラーが話しているところを事前に見れたら、少しでも安心していただけることもあるのかなと思ったのですね。

私自身、昔、「そのままの自分で生きていていい」と全く思えなくて燃え尽きまくっていたところを、カウンセリングで生きるの自体が楽になったという経験がありまして。

だから、自分も「そのままの自分でOKなんだ」「何はなくても自分は生きていていいんだ」という安心感と自由をクライアントさんに贈りたいと思って、カウンセラーを始めました。

その気持ちを思い出しました。

そう思ったら、「10回しか再生されてない!恥ずかしい!」っていう気持ちが、「たとえ少なくても、何らかの形で、今苦しいなと思っている人の役に立てたら」という気持ちに変わりました。

だから、「恥ずかしいからやめよう」じゃなくて、「続けてみよう」と思えました。

(もちろん、私ももっと役に立つためにも、いろんな人に知っていただくための工夫が必要だと思います^^)

まとめ

チャレンジを乗り越える前提と2つのポイント

今日は、「新しいチャレンジを始めたけど、なかなか成果が最初出ない時に、どうやって乗り越えていくのがいいか」について、前提と2つのポイントをご回答しました。

前提:チャレンジしているからこその問題。できているところを認めて承認するステップ。

ポイント1:自己否定を緩めて、自己肯定とともにチャレンジする

ポイント2:ビジョンを持つ

何か少しでもご参考になれば嬉しいです。

動画と関連記事のご紹介

動画でも回答していますので、よかったらご覧ください。

【関連記事】

「これができていない!」という自分責めをストップする方法
こんばんは(^^)「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。心理カウンセラーの野内みちるです。 〇「自分、仕事であれができていないな…」と、夜寝る前に布団の中で一人反省会が毎日開催されている…。こんなふうに「これができていない...

このたびはご相談ありがとうございました(*^-^*)。

ご感想をこちらから送ってくださったり、SNSでつぶやいてくださったりすると、とっても嬉しいです(^^)。

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最後まで読んで下さってありがとうございました^^

心理カウンセラーの野内みちるでした。

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