こんばんは(^^)「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
今日は、 ココロノマルシェに届いたお悩みに回答させていただきます(^^)
ココロノマルシェとは?
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ココロノマルシェ
ご相談内容
何かと相談してくる後輩がしんどいです(ご相談者さん:ゆいさん)
職場でひとりだけ成長が遅れている2年目の後輩がいます。なにかと頼ってくれるのですが、一言で言うとウザイです。
相談していいですか?という内容やタイミングが悪く、帰る間際に引き止められたり、その相談は営業時間にするべきで今されてもどうしようもできない、ということが多いです。
タイミングについても、今は相談にのれない、それについては経験ないから他の人に聞いてと、相談受けれないことをはっきり言っても、じゃあ誰に相談したらいいんですか?と言われ、呆れてしまいます。
後輩は、空気読めないけど、自分は他の人が評価よりもできると思ってる雰囲気です。
後輩に仕事内容をこうしようと思うと言われても、それが間違った方向であることが多く、私がその考え方でいくと事故しない?こう考えるんだけど、そう上でどうしたらいいと思う?と聞いても答えを導けず、結局自分が動くことになったり、相談にのるとすごく疲れるんです。
プライベートなら、スルーなのですが、仕事でもあり避け続けることも出来ず…。
職場で一番優しいと言われており、上司からもついつい私に聞いてしまうのではないかと言われます。
どのように付き合ったらいいでしょうか?
ご回答はここからです。
ゆいさん、ご相談ありがとうございます(*^-^*)。
後輩さんに何かと頼られてしまうのだけど、しんどくてどう付き合ったらよいかというご相談かと思います。
仕事できる人あるある、面倒見がよくて優しい人あるある
ある意味、仕事できる人あるある、面倒見がよくて優しい人あるあるという部分があるのかなと思いながら、ご相談を拝見しました(*^-^*)。
昔から、「仕事は忙しい人に頼め」ということわざ(?)があるように、たくさん仕事を依頼されて忙しい人(=仕事のできる人)に頼んだほうが、仕事をちゃんとやってくれるので、あえて仕事は忙しい人に頼んだら良いよという意味かと思います。
>職場で一番優しいと言われており、上司からもついつい私に聞いてしまうのではないかと言われます。
とゆいさんも書いてくださっていて、後輩さんにとってゆいさんは、仕事ができて面倒見がよく優しい方で、要は頼りたくなる方ということですね。
まず、そのことはゆいさんもわかってはいらっしゃると思うのですが、ゆいさんの魅力や長所だということは受け取っていただけたらなと思います(*^-^*)。
さて、とはいっても
>相談していいですか?という内容やタイミングが悪く、帰る間際に引き止められたり、その相談は営業時間にするべきで今されてもどうしようもできない、ということが多いです。
>後輩に仕事内容をこうしようと思うと言われても、それが間違った方向であることが多く、私がその考え方でいくと事故しない?こう考えるんだけど、そう上でどうしたらいいと思う?と聞いても答えを導けず、結局自分が動くことになったり、相談にのるとすごく疲れるんです。
というような状態だと、なかなかゆいさんのご負担も大きいですよね。
ご自身のお仕事もあるし、それプラスその後輩さんの相談(+ゆいさんが実際に動かないといけない部分の業務負担)となると、「疲れる」と思われても無理ないのではないかと思います( ;∀;)。
なので、ゆいさんが少しでも楽に自由にお仕事をできるように、考えていければと思います。どうぞよろしくお願いいたします(*^-^*)。
責任の切り分けについて
その後輩さんとどのように付き合ったらいいかについては、ゆいさんの状況・どのように付き合いたいかということと関連するのではないかと思います(*^-^*)。
カウンセリングだったらお聞きするかと思うのは、
〇組織体制として新人さんの教育はどのような体制になっているのでしょうか?ゆいさんの仕事の職責に、その後輩さんの相談にのるということはどの程度含まれているのでしょうか?
〇ゆいさんが相談にのらなかったら、どのようにゆいさんの業務上の支障が出るでしょうか?(組織にとっては後輩さんがミスすると損害が出ると思うのですが、それがどの程度なのか、それがゆいさんの業務にどの程度影響するのでしょうか?)
〇ゆいさんは、将来的に管理職とかそういう人をマネジメントすることにご関心があるでしょうか?
ということかと思います。
非常にドライに聞こえるかもしれないのですが(;^_^A、新人さんの教育に組織としてどのように取り組むかというのは、組織の問題(マネジメントの問題)という面もあるかと思います。この点を整理するための質問になります。
これは、職位や職責、組織体制にもよるかと思いますが、後輩さんとゆいさんの付き合いというよりも、後輩さんを育てるために組織としてどのように取り組むかという問題を上司などと話し合うというイメージになるのではないかと思います。
その際、ゆいさんがもし管理職とか人をマネジメントすることにご関心があり、この後輩さんで育成とかマネジメント的なことをやってみたいと思われるならば、後輩さんのためというよりも、ご自身のキャリアのために取り組むという方略もあるかもしれません。
この辺は、カウンセリングでしたら、ゆいさんのご所属の組織のことやゆいさんの職業上のビジョンについて、お聴きしながら整理するということになろうかと思います(*^-^*)。今日はちょっとお尋ねすることができませんので、もしよければ、ご自身で上記の質問について考えてみていただければと思います。
後輩さんがウザいと思うところについて深堀する
次に「後輩さんがウザいと思うところについて深堀する」は、もう少し心理的な部分について考えていければと思います。
例えば、
>相談していいですか?という内容やタイミングが悪く
>相談受けれないことをはっきり言っても、じゃあ誰に相談したらいいんですか?と言われ、呆れてしまいます。
と書いてくださっていて、相談の内容やタイミングが良くない、実際に後輩さんに代わって自分が動かないといけないという部分は確かに多くの人が困ると思うのですが、「ウザい」「呆れる」のはもう少し具体的に言うとどういった部分かを考えてみていただければと思います(*^-^*)。
【例】
〇際限なく頼ったり甘えてくること。
〇そもそも仕事ができないこと。
〇相手の都合を考えないで自己中心的なところ。
などなど
上記は例なので、ゆいさんとして、どういったところが「ウザい」「呆れる」のかを考えてみていただければと思います。
そして、その要素に激しい感情的なイライラが生じるようでしたら、どうしてその要素を自分はそんなに嫌っているのか、イライラするのかという理由を振り返って癒すことで、イライラや「ウザい」「呆れる」という感情が落ち着く場合はあるかと思います(*^-^*)。
例えばなのですが、もし、「際限なく頼ったり甘えてくること」がものすごく「ウザい」「呆れる」「イライラする」という要素だった場合、以下の2点を考えてみていただければと思います。
(a)頼ったり甘えたりすることをご自身に対して禁止していないでしょうか?
自分が禁止していることを相手がするとイライラするということは多くの人に起こることかと思います。なので、「頼ったり甘えたりすることをご自身に対して禁止していないか?」ということをチェックしてみていただけたらと思います。
もし、これに当てはまる場合は、自分も頼ったり甘えたりすることをしても良いと自分で許可を出してみると、後輩さんのことはさておき、ご自身がより楽に自由になれる可能性もあるかと思います(*^-^*)。
まず、第一歩としては、「自分は甘えたり頼ったりすることはいけないことだと思っているのだな~」と認識するだけでも、「いや、別に甘えたり頼ったりしても良いかも(^^)」と思えるケースもあるかと思います(*^-^*)。
(b) 過去にゆいさんの周りで、頼ったり甘えたりすることで非常にゆいさんを困らせた人がいないでしょうか?
例えば、過去にだれかが非常に依存的な人で、常にゆいさんに甘えたり頼ったりしていて、ゆいさんはその人の機嫌を取ってあげないといけなくて、大変苦労したなど、過去にゆいさんの周りで、頼ったり甘えたりすることで非常にゆいさんを困らせた人はいないでしょうか?
つまり、過去の出来事の痛みが癒されていないと、同じようなことをする人に対して、非常に怒りがこみ上げてくるということはあるかと思います。要するに「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」モードと言い換えられるかと思います(^^)。
これに当てはまる場合は、その過去の人に対する恨み・辛み・怒りをまずは書き出すなどして感情を完了させると、同じようなことをされても、イライラしずらくなるということはあるように思います(*^-^*)。
まとめ
今日は、①ゆいさんの魅力や長所を受け取る、②責任の切り分けについて、③後輩さんがウザいと思うところについて深堀するという3点から考えてきました。
ゆいさんは、仕事ができて面倒見がよく優しい方であることは間違いないかと思いますので、そんなゆいさんがより自由に楽に楽しくお仕事ができるようにと応援しております!
何かご不明点やご感想がありましたら、お気軽にこちらから送っていただけたらと思います(^^)。
このたびは、ご相談本当にありがとうございました(*^-^*)。
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