自分の気持ちを抑えてしまう癖はなぜできるの？

【カウンセリングを受ける前に、どんなことで悩んでいましたか？】

苦労しないと幸せになれない、という思いを手放したい。自分の気持ちを知らずに抑えてしまうこと。

【カウンセリングを受けてみていかがでしたか？】

自分の気持ちを否定され、親の「正しい」を押し付けられていたこと、嫌だと言う私が「異常である」と言われ続けてきたこと、母を知る第三者に相談をしても「あなたが許してあげなさい。受け入れてあげて。あなたならできる」と言われ、自分の気持ちを抑えないと家が回らなかったことに起因していることに理解と納得ができました。

今迄「私より辛い人はたくさんいるから」という言葉で自覚なく抑えていたことにも気付きましたが、それも、みちるさんが折に触れ「サバイブしてきたんだよ」という言葉がきっかけだったと思います。

気持ちを認められるようになってきたこと、労えるようになってきたことも変化なのですが、私が今回、大きな変化を感じたのは、母を起点とした人間関係を作っていたこと、それゆえ、いつも苦しかったことや、恋愛がうまくいかないのは（うまくいかない人ばかりを選んでいたということも気づきなのですが）父や弟のような「人間性に難あり」が対象だったことに気が付き、
腑に落ちたことでした。

宗教二世として生まれ、独善的な教義が嫌で仕方なかったこと、対話を大事にしているというモットーのわりに相手の都合しか認めないこと、厳しい言動（世間一般でモラハラ、パワハラ案件とされる）も「愛だから」と受け入れるよう幼少期から強要されていたこと、家でも外でも心理的安全を感じる場所はありませんでした。

これらが私の生きづらさであったこと、源流を突き止められたように感じます。

宗教特有の罪悪感も手伝って、罰が当たるのでは？という怖さや揺らぎは多少ありますが、嫌だと言うこと（感想）と、そこからの行動（攻撃や離れる等）は別であること、そして選べるということを今までのカウンセリングから得られたので、こうやって話すことができたと思っています。

心に新たな芽が生まれ、言うなればスラム街で暮らす自分を労わって終わるのではなく、居住地を変えようと決意し、心の引越が出来たことが今回、最大の変化でした。
楽しいパートナーシップにむけて、ささやかでも、前進できて嬉しいです。

【その他何かあればご自由に書き込み下さい】

やっと言えた宗教二世の負い目と苦しみ。

怖かったけれど言えたのは、みちるさんの受容と傾聴、さらりとロジカルな説明から生まれる温かさと軽さでした。
みちるさん、ありがとう。