こんばんは(^^)。「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。野内です。
今日はコミュニケーションにおける沈黙について考えてみたいと思います。
日常生活で、自分が誰かに質問をして、それに相手が答えてくれるというコミュニケーションがあるかと思います。
最近、カウンセラー根本裕幸先生のお弟子さん講座の一環として、心理カウンセリング実習(受講生同志でお互いにカウンセラー・クライアント役をやってカウンセリングする実習)でいろいろな方とお話させてもらう機会があります。その中で、会話と沈黙について考えることがあります。
会話のテンポと沈黙は人それぞれ
質問して答えてもらうという会話のテンポというのはかなり個人差があるように思います(もちろん良い悪いではなくて(^^))。
以下の様に結構間髪入れずに答えが返ってくるタイプの方もいます。
例1
A:「〇〇についてどのように思いますか?」
B:「××と思います」
以下の様に熟考して答えて下さるタイプの方もいます。
例2
A:「〇〇についてどのように思いますか?」
B:「…………………………………………××と思います」
日常生活では、
例3
A:「〇〇についてどのように思いま…」
B:「××と思います」
と若干食い気味に答える方もいるかもしれません(笑)。
もちろん質問によっても答えるスピードって変わるものだと思います。
例えば、「zoomの音声は聞こえますか?」には「はい」「いいえ」が結構間髪入れずに返ってくることが多いですが、かなり考えないといけない質問だと考える時間が長くなるということは一般的にあると思います。
沈黙でドキドキする時
カウンセリングに限らずにコミュニケーションにおいて、相手が答えてくれるまでの「…」という沈黙にドキドキするという方も割といるのではないでしょうか?
最近、私も、カウンセリング実習で、ある一定条件が揃うと、ちょっと沈黙にドキドキしてしまうことがありました。ドキドキする理由は様々だと思うのですが、今日は私の例を書いてみたいと思います。
私の場合は、「なぜ、ある場合、沈黙になるとドキドキするのか?」とよく考えてみると、
〇私の質問が悪くて、相手が困っているのではないかと思ってしまうため
というのが出てきました(^_^;)。
相手が困っているわけではなくて考えこんでいる風だったら、全然沈黙でも大丈夫なのですが、zoomなどで、相手の表情が見にくかったりすると、
〇考えていらっしゃるのかな?それとも私の質問が悪くて困っていらっしゃるのかな?
と心の中でドキドキする時があります(爆)。
他の方に、沈黙の解釈を聞いてみると
カウンセラー根本裕幸先生のお弟子さん講座では、講座本体以外に、お話会という質問会があり、その時に、他の方数人にこの沈黙について聞いてみると、
〇「まあ、相手が考えているのかなと思う」
という意見があり、あまり質問後の沈黙に対して気にされていない方もいるようです( ..)φメモメモ。
ということは、「私の質問が悪くて困っていらっしゃるのかな」という思いは、自分のパターンが出ているのかなと考えることもできます。
「自分の質問が悪くて相手が困っているのかな?」という思いとは?
「自分の質問が悪くて相手が困っているのかな?」という思いは、心理学的に見ると「罪悪感(=自分が悪い)」という感情と見ることができるかと思います。
〇自分が悪いから、相手が困っている
と感じるパターンは、私にはお馴染みの感情(爆)です。
なので、もしカウンセラー的目線から取り組んでいくならば、この罪悪感パターンに取り組んでみるという方向になるのではないかと思います。
罪悪感パターンへの取り組みとは、具体的には以下のような感じ。
また、カウンセリングだったら、根強い罪悪感はなぜそんなに強く罪悪感を持つようになってしまったのかな?ということを掘り下げて考えていくという方向もあるかと思います。
まとめ
今日の例は罪悪感パターンの例ですが、「沈黙にドキドキする」時、「なぜ沈黙にドキドキするのか?」とその理由を考えてみて、その理由のほうにアプローチするという方法もあるかもということについて書きました。
読んで下さってありがとうございました(^^)野内でした。
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