こんにちは(^^)「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
今日は、 ココロノマルシェに届いたお悩みに回答させていただきます(^^)
ココロノマルシェとは?
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ご相談文
仕事で嘘をついてしまったことへの罪悪感(ご相談者さん:リリーさん)
労働時間の過少申告をしてしまって、上司に咄嗟に嘘をついて誤魔化したのですが、上司はそれを信じてくれたのですごく罪悪感感じています。
本当は深夜残業は事前申請するのですが、それをせずに残業してしまったので後から怒られるのが嫌で咄嗟に嘘をつきました。
いつも私は怒られるのが嫌で嘘を吐きます。
かといって、嘘を訂正する気はなく、嘘を突き通したいと思っていますが、同時に罪悪感に苛まれます。
いつか本当にもっと大きな不正をしてしまうのでは、とドキドキします。
どのように自分を変えていったらいいでしょうか。
ご回答はここからです。
リリーさん、ご相談ありがとうございます^^
リリーさんは咄嗟にちょっと事実と違うことを言ってしまった。
それに対して罪悪感を感じているということなのですね。
ご相談文を拝見する限り、リリーさんは「嘘をつく」ということについて、「いけないことだ」と思っていらっしゃるのではないかと思います。
(もし別に嘘が悪いと思っていなかったら罪悪感は感じないので)
そして、深夜残業しても何とかお仕事を終えようとする責任感の強さや誠実さもお持ちと思います^^
この↑青マーカーのところとっても大切です!
「リリーさんは責任感が強く誠実で、キュートな方」というとこです。
(「おい、なんか増えているぞ(笑)」と笑っていただければと思います(笑))
というのも、私は、今回の話は、
責任感が強く誠実でキュートなリリーさん。
そんなリリーさんが咄嗟に「いけない」と思っている嘘を、つかざるを得ない理由って何かな?
というところがポイントになるかと思いました。
その理由がわかって解決できると、自動的に嘘をつく必要もなくなるかと思います。
なので、今日は、その理由や解決法について、一緒に考えていければと思います^^
どうぞよろしくお願いします。
嘘をつかざるを得ない理由とは
実はリリーさんはご自身でもお答えを書いて下さっているかと思います^^(ありがとうございます!)。
>いつも私は怒られるのが嫌で嘘を吐きます。
リリーさんは、「怒られるのが嫌」と思われているのかと思います。
「怒られるのが嫌」
↓
「怒られるかも」と思ったら、それを回避するために、咄嗟に嘘をついてしまった。
↓
でも、その嘘で罪悪感を感じている。
そういった流れがあるように思ったのですが、いかがでしょうか?
(もしよかったら、それ以外にも理由があるかはまたご自身で考えてみていただければと思います^^)
罪悪感があると「私は怒られる」「私は責められる」と思いがちになる
もし、「あ~、そういう流れあるな」と思われたら、問題は「嘘をつく」ことではなく、
〇どうしてそんなに「怒られる」と思うのか。
〇どうしてそんなに怒られるのが嫌なのか
というところが、ポイントなのかと思います。
上記の質問をよかったらご自身に聞いてみていただけたらなと思います^^
リリーさんの例でも、例えば、
「深夜残業は事前申請する規則なのですが、急ぎの仕事で、失念しておりました。
申し訳ありませんでした。
以後、気をつけるようにいたします。
事後的になってしまうのですが、申請させていただいてもよろしいでしょうか?
もちろん、今回は私のミスなので、事後申請が難しい場合は取り下げます」
と正直に上司に言ったら、どうなるでしょうか?
もちろん上司がすごく厳しい人で怒られる場合もあるかもしれません。
でも、私個人的には、「あ、そうなんですね。今後気を付けて下さいね」と上司に言われて終わる案件かな?とも思います。
で、罪悪感が強いと「私は怒られる」「私は責められる」と思いがちになる傾向があります。
(「私は悪いやつ」「私はろくでもないヤツ」と自分で思っているので、当然そんな自分は人から「責められる」「怒られる」と思ってしまう)
罪悪感が強いと、別に怒られるべき案件じゃなくても、「怒られるかも」「責められるかも」と強く思ってしまいます。
なので、1つの可能性としては、
何らかの理由でリリーさんの中で罪悪感が強くなっている。
↓
無意識的に「私は怒られる」「私は責められる」と思ってしまう
↓
別に怒られるべき案件じゃなくても(残業過少申告)、「怒られるかも」「責められるかも」と思ってしまい、咄嗟に嘘をついてしまう
↓
でも、その嘘で罪悪感をさらに感じている。
という流れがあるのかな?と思ったのですが、ピンとくる部分はあるでしょうか?
罪悪感は罪悪感をよぶ
罪悪感の大変なところは、以下の流れを見てもわかるように、罪悪感が罪悪感をよんで負のループに入ってしまう場合があることです。
何らかの理由でリリーさんの中で罪悪感が強くなっている。
↓
無意識的に「私は怒られる」「私は責められる」と思ってしまう
↓
別に怒られるべき案件じゃなくても(残業過少申告)、「怒られるかも」「責められるかも」と思ってしまい、咄嗟に嘘をついてしまう
↓
でも、その嘘で罪悪感をさらに感じている。
なので、罪悪感を軽くすることが、このループをストップするためにも、解決法になるのではないかと思います。
罪悪感を軽くする3つのワーク
ということで、罪悪感を軽くするワークについて3つご紹介します。
「私は無罪です」
心を込めなくて良いので、
「私は無罪です」
と毎日何回も声に出してつぶやきます。
ちなみに、罪悪感の塊だった私も昔このワークをやっていました。
わずか6文字。なのに、私は必ずこの言葉を言う時、詰まっていました(爆)(または泣いていました 汗)。
罪悪感が強いとこの言葉に詰まってしまったりするのですが、詰まっても大丈夫です^^。
あまり感情を込めずに何回も何回も言うのがポイントです。
浄化のイメージワーク
イメージが得意なら、毎晩お風呂に入ってシャワーを浴びる時に、以下のイメージをします。
あたたかい光が頭の上から降り注いでいます。
その優しいあたたかな光が全身を洗っていくのを感じます。
しばらくすると、その光は呼吸とともにあなたの中に入ってきます。
そしてあなたの吐く息とともにドロドロした罪悪感を外に出してくれます。
ゆっくりと呼吸を繰り返します。
吐く息とともに不要なものが体から流れていくのを感じてみます。
これはカウンセリングで実際にカウンセラーが誘導をして体験してからのほうがイメージしやすいかもしれません。
なので、難しそうなら無理にやる必要はありません^^
自分に優しくする・自分が笑顔になることをする
罪悪感は自分を罰する感情です。
罪悪感があると、無意識に自分を苦しめてしまいます。
なので、自分に優しくしたり、自分が笑顔になったりすることが意識しないとできません。
先ほどの罪悪感が罪悪感をよぶループを止めるためにも、まず、自分に優しく・自分が笑顔になることをします。
簡単なことでOKです^^
【例】
〇好きなチョコを味わって食べる
〇好きな漫画を読む
〇マッサージを受ける など
まとめ
今日は、そもそも嘘をついてしまう理由として、
〇どうしてそんなに「怒られる」と思うのか。
〇どうしてそんなに怒られるのが嫌なのか
というところから、罪悪感にフォーカスしてご回答しました。
もちろん、罪悪感以外にも「怒られることについてのトラウマ」やご相談文に書かれている以外の様々な背景要因がある場合もあります。
なので、もし、わからないことがありましたら、ご質問やご相談いただけますと幸いです^^
動画でも回答しておりますので、よければご覧下さい^^
何か少しでもご参考になれば嬉しいです。
このたびはご相談ありがとうございました(*^-^*)。
ご感想をこちらから送ってくださったり、SNSでつぶやいてくださったりすると、とっても嬉しいです(^^)。
この記事を読んで下さって、「この場合はどうだろう?」「自分の場合はどうだろう?」と思われた方は、是非、こちらから↓ご質問をいただければ嬉しいです^^
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