こんばんは。
「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
周りから大切にされる人とされない人の違いとは何でしょうか?
今日は、タイトルに答えが入っている(笑)ので、答えから言いますと、
〇周りから大切にされる人
=自分で自分を大切にしている人
〇周りから大切にされない人
=自分で自分を大切にしていない人
という見方があります。
つまり、「自分で自分を大切にしていると、周りからも大切にされますよ」と言われたりします。
もしかしたら、このことを聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません^^
でも、「なんかフンワリとはわかるけど、具体的にどういうことかわからないな?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません(実は私も「何となく意味はわかるけど…」と思っておりました(笑))。
最近、「自分を大切にすると人から大切にされる」ってこういうことか!と思った出来事があったので、今日はそれをご紹介してみたいと思います。
この記事を読んでいただくと、
〇「自分を大切にすると人から大切にされる」って具体的にはどういうことか?
〇「自分を大切にして周りからも大切にされる」方法
がわかると思います^^
「自分を大切にすると人から大切にされる」ってこういうことか!と気づいた出来事
旅行の予定が会議予定とバッティング
私は先日モンゴルに行ってから、海外旅行熱が再発しておりました^^。
さっそく次なる旅行計画を立てて、飛行機も予約(ワクワク!)。
私はフルタイム勤務の会社員でもあるので、会社に有休申請も出して受理されていました。
ところが、ある日、私が会社の仕事で担当している案件のクライアントさんが、元々決まっていた大きな会議の日程を別日に変更すると連絡してきました。
なんと、その変更になった会議の日は、私が旅行のために休みを取得していた日(汗)。
大人数が出席する会議なので、私の都合で別の日にさらに変えてもらうのは難しい。
ついでに、会社員の仕事は、完全プロジェクト制。
自分が担当のプロジェクトは、基本的に詳しくわかるのは社内で自分だけ。
さて、皆さんならどうしますか^^?
昔の私だったら、誰にも言わずに、すぐに旅行はキャンセル(もちろん、キャンセル料は自腹)。
何も言わずに有休は取り下げて、会議に出席していたと思います。
会社もクライアントさんもハッピー。
でも、自分は楽しみにしていた旅行がキャンセルになって、ガッカリ。
「仕事なんだからしょうがない」とそのガッカリ気分すら、抑え込もうとしていたと思います(←力づく 笑)。
心の葛藤
でも、今回は違いました!
「確かに重要な会議だけど、基本的にクライアントさんが回す会議だよな。
自分は出席する必要はあるが、自分が発言をするタイプの会議ではない。
社内の他の人が出席だけして、後から私がカバーするという方法もある」
とも思ったのですね。
しかーーーし、ここで発生するのは「申し訳ない問題」。
「とはいっても、社内の他の人も、詳しくないプロジェクトの会議に出席するのは嫌かもしれない。
自分が旅行(遊び)に行くために、他の人に会議に出席してもらうのは申し訳ない気がする。」
という気持ちも出てきます。罪悪感人間としては、この「申し訳ない」にはめちゃ弱い(笑)。
私の心の中で、「そうだぞ!申し訳ないだろ!」という心の声が高まってきて、一時は、「旅行キャンセル!」が決定されそうになりました(笑)。
が、「まあまあ、ここは一度会社の人に聞いてみるのはどうだろうか。それから旅行キャンセルに決めても良いのではないかな」という穏健派の心の声(最近勢力を拡大中)により、一旦決定は棚上げされたのです。
で、会社の人に聞いてみた結果
ということで、実際に会社の人に聞いてみました。
Aプロジェクトの会議日程が変更になり、私がお休みをいただいている日程とバッティングしてしまいまして。
もし誰か代わりに行っていただけるならありがたいのですが。
もちろん、もし全員難しければ、プロジェクト担当としてスケジュール調整して出席するようにしますが、いかがでしょうか?
だいぶ恐る恐るですが、聞いてみると、
私、出席しますよ^^
野内さんお休みでしょ。
と、まさかの快諾!(ありがとうーーーー!)
自分の心の声を大切にして、人に聞いてみること
この話からわかることは、
自分の心の声を大切にする(「旅行行きたいな~」という声を大切にする。)
↓
それを他者にコミュニケーションする(「お休みなので、誰か代わりに会議に出席してほしい」と自分の心の声を叶えるために、他人にコミュニケーションする)
↓
他人は「〇〇さんは、そうしてほしいんだな!」と理解して、可能ならそれを叶えてくれる
(代わりに会議に出席してくれる。結果的に、他人から大切にされている。)
という流れになっていること。
自分を大切にする(自分の心の声を大切にして、その実現に向けて他者とコミュニケーションをする)と、他人から大切にされる(それが叶いやすくなる)。
そのような流れがある場合もあるかと思います。
というのは、自己完結していると、どうしても「他人に聞いてみる」「他人に頼んでみる」「他人に相談してみる」という発想が浮かびにくくなります。
「そんなこと頼むの申し訳ないな」
「自分さえ我慢すれば丸く収まる」
「(そもそも人に相談するという発想自体がない)」
↑こういう「自分を大切にしていない」状態だと、人からも大切にされない(涙)。
(なぜなら、他の人はあなたが困っていることを知らないから)
「自分が我慢する」という形で自己完結癖のある人は、「自分の気持ちを他人に伝えてみる」と「他人から大切にされる」方向に行きやすくなる
ということで、「自分が我慢する」という形で自己完結癖がある人は、なかなか自分の困っている状況が他人に伝わらず、結果的に「他人から大切にされない」ことになっている可能性があります。
実はこの「自分が我慢する」という形での自己完結癖。なかなか自分では気が付きづらいものかもしれません。
もし、今日の記事を読んで「なんかわかる!」と思われた同志の方は、「自分の気持ちを他人に伝えてみる」と「他人から大切にされる」方向に行きやすくなるのではないかと思います^^
「自分って我慢タイプ?」と疑問に思った方は、よければ、こちらでセルフチェックもしてみていただければと思います^^(↓こちらのプレゼント3が我慢度チェックになっています)
※「いや、自分の気持ちを伝えているけど、他の人から大切にされないよ」というケースは、また別パターンと思いますので、ご興味のある方がいる場合は、またの機会に書いてみたいと思います^^
コメント