ケーススタディ①仕事が続かない事例

心理学

皆さん、こんにちは。心理カウンセリング勉強中の野内です。
今日は、以下の架空のクライアントさんのケースに全力で答えるという、エアカウンセリングを行いたいと思います。

この事例は、カウンセラー根本裕幸先生の心理カウンセラー養成講座(お弟子さん制度4期)の中で事前課題として出されているものです。

架空クライアントAさん:仕事が続かない

30歳女性。仕事が⾧続きせず、何度も転職を繰り返してしまう。何がやりたいのかが見つからず、何となく就職して、仕事が辛くなって辞めることを繰り返している。働かなきゃと思うのだけど、新しい職場で半年も経つとだんだん会社に行くのが苦しくなり、涙が出て来たり、重たい気分になってしまう。今まで一番⾧く勤めたお仕事でも1年半くらい。

それ以外は全部1年以内に辞めている。仕事をしていなかった時期もあるが、実家にいても親の目があるため仕方なく仕事を見つけて来た。仕事の内容はだいたい事務がほとんど。一時期、自分を変えようとして接客をしたこともあるが、半年もたなかった。

親はどちらも真面目な人で、お互い公務員できちんとした仕事をしている。子どもに対しては厳しく、勉強や習い事もたくさんやってきた。弟が一人いるが、大学を中退してから引きこもり状態。

やりたいことや趣味もなく、これから先の人生が不安。恋愛もあまりうまく行かないし、そもそも好きになった人もあまりいない。

こんな人生を早く打開したい。

ここから回答です。

ご相談ありがとうございます。人に相談するというのは、場合によってはとても緊張するものなのかなと思いますので、まずその勇気と行動力は何物にも代えがたいAさんの資産だと思っています。一緒に考えていければと思いますので、よろしくお願いします(^^)。

カウンセリングではAさんのことについて最初にいろいろとお聞きします。一見関係ないと思われることかもしれませんが、意外な関係があったりすることもありますので、よければ教えていただければと思います。ただし、答えたくないことについては無理に答える必要はもちろんないので、「パス」はありと思っていただければと思います。

最初にお聞きしたいこと

それで、最初にお聞きしたことは、Aさんは何か好きな食べ物とかありますか?なんかお見合いの質問みたいになっているかもしれませんが(笑)、何か思いつくものはありますか?ご飯って割と毎日食べることが多いと思うので、「今日は何を食べたいかな?」と自分に聞いてあげることはできるでしょうか?また、できるならば食べたいものを自分に食べさせてあげることはできるでしょうか?ご飯を食べている時でも何か飲んでいる時でも、その味がどんな感じかを感じてみてもらえるでしょうか?(美味しいとか、辛いとか甘いとか)

「いや、食レポしにきたんじゃないし」と思われたかもしれませんが(笑)、これは、以下の2つの意味があります。

①自分の感覚(好きとか嫌いとか)を大切にすることの訓練:後で言いますが、好き・嫌い、得意・不得意って本当に人それぞれなので、それを否定することなく、自分の好き・嫌い、得意・不得意が生かせるというのが仕事においては大切ではないかと思います。まずは自分の好き・嫌いということを大切にするという意味があります。

②自分の好きなことをやって自分を満たす訓練:自分を満たすことは実は何事をやるにしても、とても大切なことなので、基本的なパワーチャージと思っていただければと思います。

参考記事↓

あなたが飢えている時に誰かに食べ物を恵んであげるのは難しいもの
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全体構造

前置きが長くなりましたが、Aさんに最もお伝えしたいと思うのは、「自分に合わない仕事を無理やり頑張るより、自分に合った職種や環境で働いたほうがずっと楽に働けるのでは?」ということです。

すなわち、「合わない靴は履けない」問題です。例えば、

Aさんはある日、ショッピングしている時に素敵な靴を見つけました。ものすごくかわいい白のハイヒールです。試着してみるとちょっと痛いけどすごくかわいいので買って履いて帰ることにしました。帰り道、歩いていると段々ズキズキと足の親指側が痛んできます。我慢して歩きますが、ズキズキズキズキ。立ち止まってもズキズキズキズキ。何をしてもどうしても痛い!必死に家に帰りつきその靴はお蔵入りになりました。(完)

みたいな話があった時に、別に靴が悪いわけでも、Aさんの足が悪いわけでもないと思うのです。ただ、合わなかった、フィットしなかったということかな~と思うのです。無理やり履き続けたら最悪足に大ダメージが来るかもしれません。

これは仕事でも同じなのではないかと思います。なので、ここからは、今までの仕事の何がフィットしなかったのか(=靴のどこが合わなかったのか)、自分に合う職種や環境って何かな(=自分の足に合う靴はどんな靴かな)を一緒に考えていければと思います。

仕事の何が嫌だったか

もし可能なら、今までお仕事をされてきて、何が嫌だったか・辛かったのかということを紙に書きだしていただければと思います。

というのは、仕事というのは、実は世の中にいろいろあって、ある人にとって得意なことでもある人にとってものすごく苦手ということが多発していると思います。

そして、今まで事務職が多かったということですが、事務職の仕事のどういう部分が嫌だったのか・辛かったのかということを考えてみていただければと思います。例えば、意外と事務職は黙々と仕事をするイメージが一般的にはあるかもしれませんが、結構社内コミュニケーションが求められるということを聞いたことがあります。そういうコミュニケーションみたいな部分が嫌で辛かったのか、逆に、細部まで書類とかを間違えないようにしないといけないというのがストレスだったのか、そのようなどういう部分が嫌だったか・辛かったのかということを書きだしてみていただければと思います。

様々な仕事について考えてみる

それで、上記で「嫌だった」「辛かった」ということは、基本的にはそれを避けても良いのではないかと思います。というのは、苦手を無理やり頑張って克服できるぐらいならば困っていないと思いますし、世の中には様々な職種・環境があると思いますので、自分に合った職種や環境で働いたほうがずっと楽に働けるのではないかと思ったからです。

それで、世の中には様々な職種があると思うのですが、意外と知らないものも多いのではないかと思います。活字がOKならばこのサイトでゲラゲラ笑いながらいろんな職種・環境があるんだな~ということを見ていただいても良いですし、動画のほうが良ければYoutubeで様々な職種・環境について動画をまずは見ていただくというのはいかがでしょうか。この辺は、「仕事の何が嫌だったか」というお話をもし直接お聞きできれば、もう少し絞ったことをお話できるかもしれないと思います。

その他

さて、いろいろと上で書いているのですが、かなりやるのがしんどいとか辛いという場合は、まずはいろいろとAさんの今までのことをお聞きしたいなと思います。例えば、ご両親は公務員で真面目な人で厳しい方ということで、どういうことを言われることが多かったのでしょうか?子どもの時はAさんはどんな子どもさんだったのでしょうか?そういったことをお聞きして、Aさんの好きなこと・嫌いなこと、得意なこと・不得意なことを一緒に掘り出していけたらなとも思います。

まとめ

仕事というのは、実は世の中にいろいろあって、ある人にとって得意なことでもある人にとってものすごく苦手ということが多くあると思います。

苦手を無理やり頑張って克服するというのも一つの方法ですが、Aさんはもうすでに何度も頑張ってそれを試みられているのではないかと思います。なので、むしろ、世の中には様々な職種・環境があると思いますので、自分に合った職種や環境で働いたほうがずっと楽に働けるのではないかと思います。Aさんにとってやりやすい環境や職種を考えるヒントになりましたら幸いです。

今回は架空のご相談ですので、独り芝居(爆)ですが、何か参考になることがありましたら幸いです。読んでくださってありがとうございました(^^)。野内でした。

コメント

  1. […] 先日は、自分に合った職種や環境で働くという話をしていたのですが、世の中に数多ある職種・環境を全部調べあげ試してみるというのは現実なかなか難しい部分もあると思います。なので、もう少し集約した考え方(フレームワーク)があればポイントをつかみやすいかと思い、今日はその一つをご紹介したいと思います。 […]

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