こんにちは。
「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
「自分の好きなことをして、楽しく生きていきたい。でも、何だか自分がやりたいことが見つからないな…」
「これといって自分はほしいものがない。でも、何だか満たされないな…」
今日は、そんなふうに思われる方に向けての記事です。
この記事は、その原因の1つと対処法を書いてみます^^
「自分がやりたいこと」「自分がほしいもの」を自分が無意識に却下している
今日取り上げる原因は、このセクションのタイトルそのままですが(笑)、
「自分がやりたいこと」「自分がほしいもの」を自分が無意識に却下している
です。
例えば、私は、先日、カウンセラー仲間のしゅうこカウンセラーと、お仕事の嫉妬に関するご相談に一緒に回答していました。
その後、こんなやり取りがあったのです。
しゅうこカウンセラー
「野内カウンセラーの理想の働き方って何?」
野内
「えっ?何かな~(1分ぐらい考える)ハードワークになりがちだから、仕事も楽しく趣味も楽しくする感じかな~。
仕事も楽しくやって、でも、趣味のくまモンをもっと追っかけたいし、しゅうこカウンセラーとキャンプにも行きたいし、自然の中でゆったりしたいし!」
しゅうこカウンセラー
「明日から理想の働き方ができるってなったら、どう感じる?」
野内
「えっ?無理ーーーーって感じる(笑)」
ここでポイントなのは、私は「仕事も楽しく趣味も楽しくする働き方がしたい」という自分のしたいことを、今まで思い付きもしなかったのですね。
(しゅうこカウンセラーに聞かれるまで、そんなこと思い付きもしなかった)
なぜなら、無意識に「無理」とあきらめていたから。
「無理なことを考えてもしょうがないよね」と無意識に「やりたいこと」が却下されているのですね。
このパターンを持っていると、自分の意識に上ってくる「自分がやりたいこと」「自分がほしいもの」は、今の自分でできそうなことだけになってしまいます。
本当は「自分がやりたいこと」「自分がほしいもの」はいっぱい無意識にある。
でも、「あれは無理そう」「これも無理そう」と無意識の検閲コーナーでバンバン削除されていく感じですね。
なので、「うーん、なんかやりたいことが見つからないな」となってしまうわけです。
このパターンを持っている時の対処法
「無理」と思って却下してきたことを掘り下げるための質問
こういうパターンを持っている場合は、こんなふうに自分に聞いてみてあげるのはいかがでしょうか^^?
どちらも「無理」と思って却下してきたことを掘り下げるための質問です。
【理想を問う質問】
「あなたの理想の生活とは?」
「夜寝ている間に奇跡が起こり、あなたが抱えている問題がすべて解決したとします。朝、あなたは目覚めた。その日、あなたはどんな生活をしていますか?奇跡の前とどのような違いあるでしょうか?(※)」
※このような問いを「ミラクル・クエッション」と言ったりします。
【諦めてきたことを問う質問】
※こちらは、しんどく感じる方もいるかと思いますので、しんどい場合は無理せずに一旦ストップでも大丈夫です^^
「あなたが、今までに「自分には無理」と諦めてきたことは何ですか?」
質問から出てきた回答を見てみる
出てきた回答を、一旦見てみます。
例:
「仕事も楽しく趣味も楽しくしたい。仕事も楽しくやって、趣味のくまモンをもっと追っかけたい。キャンプや自然の中でゆったりしたい。」
さて、どう感じるでしょうか?
意外と、「いや、無理と思ったけど、ちょっと調整したらできるんじゃない?」と思える場合もあります^^。
もし、そう思えたら、是非やってみるのはいかがでしょうか^^?
「うーん。やっぱり無理」と思える場合もあります。その場合は、
「誰のサポートがあれば、可能だろうか?」
という問いを考えてみていただければと思います。
例えば、私の例で言えば、「仕事も趣味も両方楽しんでいる人のサポートがあればよいんじゃない?(話を聞いてみたらいいんじゃないかな?)」ということが出てくるかもしれません。
終わりに
今日は、「やりたいことが見つからない」原因と対処法~諦めと「無理」という気持ちについて書きました。
子どもの頃から我慢が多かった。家が大変で、自分の気持ちを押し込めていた。
そんな方もいらっしゃるかもしれません。
今日は、もう一度、自分の心とつながって、自分の本当にやりたいこと・ほしいものを取り戻そうというテーマでお送りしました^^
何か少しでも参考になれば幸いです^^
ちなみに、穏やかに素晴らしい質問をしてくれるしゅうこカウンセラーのサイトはこちらです↓
ちなみに、私は「いや、無理と思ったけど、ちょっと調整したらできるんじゃない?」と思ったので、その次の週末に、琵琶湖に行って自然の中でノンビリしてきました^^
「苦しい過去があっても、自分の好きなことをして、楽しく生きていきたい」と思われた方は、カウンセリングもご検討いただければと思います^^
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