こんばんは(^^)「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
今日は、 ココロノマルシェに届いたお悩みに回答させていただきます(^^)
ココロノマルシェとは?
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ココロノマルシェ
ご相談文
旦那がオカシイ!(ご相談者さん:はりりさん)
長いこと根本先生のブログの読者でしたが、初めて相談します。
旦那の事です。
昨晩、旦那の職場から電話があり、今日出勤もしていないし連絡もつかない、と連絡がありました。
私にとっては、あ~やっぱりねというよりは、まさに寝耳に水、というような感じの内容でした。
その後、上司の方とお話をしたところ、半年くらい前から様子がおかしかったとのこと。
家では普通のいいパパでした。(子供2人います)たしかに、ここ数年仕事が大変そうで、長距離移動をしまくって大変疲れている様子でした。
ひとまずはゆっくり休んだほうがよさそうなのですが、どう対応したらいいのか…
数年根本信者ということもあり、こういうときこそいつもより余計に自分軸!彼は彼!私は私!というのは理解はしていますし意識もしていますがどうしても心配です。
もちろん、私も筋金入りの武闘派です。
もしよろしければアドバイスよろしくお願いいたします。
ご回答はここからです。
はりりさん、ご相談ありがとうございます。
ご相談がココロノマルシェにアップされたのが11月末ということで、お待たせいたしました。
その後いかがでしょうか^^?
寝耳に水、晴天の霹靂的なことで、はりりさんもビックリされたかのではないかと思います。
>数年根本信者ということもあり、こういうときこそいつもより余計に自分軸!彼は彼!私は私!というのは理解はしていますし意識もしていますがどうしても心配です。
はりりさん、さすがですね^^
本当に素晴らしいと思います。
こういう大変な状況の時でも、「自分軸!彼は彼!私は私!」という意識を持てるはりりさんは、とっても成熟した心をお持ちだと思いました^^
もちろん心配になるのも無理ないことかと思います^^。
(後から出てきますが、それって悪いことではないですから)
今日は、そんな素敵な奥様であるはりりさんを応援できればと思い、ご回答したいと思いました^^。
>ひとまずはゆっくり休んだほうがよさそうなのですが、どう対応したらいいのか…
とご質問いただいているかと思います。
今日は、
対応方法について考える前の準備:落ち着いて対応するために、今の自分の感情を受容する&頑張っている自分を承認する
対応方法1:夫さんの罪悪感を緩めてあげる対応について
対応方法2:自分も相手も楽で自由になる対応方法について
という順番でご回答したいと思います。
対応方法について考える前の準備:落ち着いて対応するために~今の自分の感情を受容する&頑張っている自分を承認する
「自分軸」
「他人(夫)は変えられない」
「相手(夫)の問題は相手(夫)のもの」
などという言葉があるかもしれません。
もちろん、それはその通りです。
夫さんの問題は夫さんにしか解決できないものです。
(はりりさんはこれを既にご存知かと思いますが、復習がてら以下書きますね。)
これは、相手(夫)を無理やりコントロールすることはできませんよという意味かと思います。
でもそれは、夫さんを見て出てくる自分の感情を否定することとは異なるかと思います^^。
>どうしても心配です
というお気持ち、当然のことかなと私は思います。
夫さんははりりさんにとって、とっても近い距離の人ですよね。
道端で初めて会ったおじさんだったら「ふーん」で済むと思います。
が、夫さんははりりさんにとって大切な方と思います^^
〇「そりゃ、心配になるのも無理ないよね~^^」
〇「それぐらい自分は夫を大切に思っているんだもんね~^^」
と様々出てくるご自身の感情を、そのまま受容していただけたらなと思います。
というのも、一般的に
〇「夫の問題だから、私は心配とかしちゃいけない!」
と、自分の感情を抑圧すると、どこかで大爆発やひずみが出てきてしまうこともありえます。
この状況では、ビックリしたり、どうしたらいいかわからなくなったり、心配になるのもある意味当然かなと思います。
そんな中、はりりさんは本当によく頑張っておられる。素晴らしいと思います^^
どんな感情も自分が「うんうん^^」と受容してあげ、「頑張っててえらいね」と自分を承認してあげます。
そうすると、それだけで安心感が出てくるので、夫さんにも対応しやすくなるかと思います。
対応方法1:夫さんの罪悪感を緩めてあげる対応について~自分がご機嫌でいる
続いて、「夫さんの罪悪感を緩めてあげる対応について」です。
夫さんの罪悪感について
>家では普通のいいパパでした。(子供2人います)たしかに、ここ数年仕事が大変そうで、長距離移動をしまくって大変疲れている様子でした。
いいパパな夫さん。
長距離移動しまくって大変疲れながらも数年働いていた夫さん。
それぐらい、夫さんははりりさんとお子さんを大切にしていらっしゃるのですね。
もしそうなら、今、夫さんは家族にすごく罪悪感を感じていらっしゃるのではないかと思います。
「仕事は大変すぎて、俺は家族の役に立てないかも」
大切な人であればあるほど、その大切な人の役に立てないというのは、ものすごい罪悪感を感じます。
ご家族を大切に思っている夫さんだったら、ものすごい罪悪感を感じている可能性があるかなと思います。
そして、罪悪感が強くなると「自分は責められる」と無意識に思ってしまいます。
はりりさんが全然別の理由でボンヤリしてたとしても、それを見て、夫さんは
「俺のせいだ!はりりさんは俺を責めてる!」(←罪悪感があるため、すべて自分は責められると思う)
と解釈してしまう場合があるかもしれません。
中には、夫さんの罪悪感が強まりすぎて、逆切れみたいになってしまうケースもあるかもしれません。。
では、どうすれば良いかと言うと、はりりさんがご自身がご機嫌でいれるように、自分を笑顔にさせてあげるのはいかがでしょうか?
「はりりさんがご機嫌でいる」
=夫さん「俺が悪いからはりりさんに辛い思いをさせているわけじゃない」(ちょっとホッとする)
となるかと思います。
はりりさんが自分を楽しませ、ご機嫌にさせることは、夫さんの罪悪感を鎮める効果があるかと思います。
(もちろん、100%ずっとご機嫌でいなさいという意味ではありませんので、ご安心下さいね^^)
「自分がご機嫌でいれるように、自分を笑顔にさせてあげる」というのは、自分軸を強化することにもつながる
そして、「自分がご機嫌でいれるように、自分を笑顔にさせてあげる」というのは、自分軸を強化することにもつながります。
(はりりさんがおっしゃっている通り、夫さんの問題と自分の問題を切り分けていくためには、「自分軸」が大切かと思います。)
「自分を笑顔にさせてあげるにはどうしたらよいかな?」
「自分をこうやってご機嫌にしてあげようかな?」
と考え実行していくことで、自分に意識を向けて、自分軸を強化することになります。
対応方法2:自分も相手も楽で自由になる対応方法
そして、もう少し踏み込んだ対応方法について最後書いてみたいと思います。
それは、
はりりさんが「一人で頑張るのをやめる」。はりりさんが誰かに「助けを求めてみる」。
↓
そこで得た対応方法を夫さんに与える。
という方法になります。
>もちろん、私も筋金入りの武闘派です。
と書いて下さっているはりりさん。
大変自立的な方なのではないかと思いました。
そうすると、「一人で頑張るのをやめる」「誰かに助けを求める」とか言われるのは、「ビルの5階から飛び降りろ」と言われるぐらい嫌なことをかと思います(;^_^A
(本当にすいません。私もはりりさんと同種族出身なので、もし「嫌だーーーー!」と思われたら、お気持ちは痛いほどお察しいたします…)
これは本格的にお話をお伺いしないとわからないのですが、夫さんもはりりさんもとても自立的な方で、一人でずっと頑張ってこられたのではないでしょうか?
だから夫さんはなかなか「仕事が辛い」といったことが言えなかったのかもしれません。
(もちろん、それは夫さんもはりりさんも一生懸命やってこられたという意味です^^決して悪いことではないです。)
そうすると、
「一人で頑張るのをやめる」
「誰かに助けを求める」
ということがご夫婦の共通の課題という可能性もあるかもしれません。
それぞれに自立して頑張ってこられたご夫婦だからこそ、次は「自分ができるところは自分でして、苦手なことは助けてもらう」というWin・Winの楽で自由なステージに移行するというのが今回の問題のポイントなのかもしれません。
また、現実的にも、はりりさんが「一人で頑張るのをやめる」「誰かに助けを求める」をやってみたとします。
そうすると、はりりさんも武闘派なので、
「恥ずかしさ」
「どうしたら良いかわからない気持ち」
「相手に迷惑なのではないかと申し訳ない気持ち」
などがいっぱい出てくるかもしれません。
そして、それは、夫さんがはりりさんに感じていた気持ちなのかもしれません。
また、はりりさんが「一人で頑張るのをやめる」「誰かに助けを求める」と、いろいろな人があたたかく受け止めてくれるとします。
その時に感じた安心感やホッとした感じ、味方がいるという感じ、受容された感じ、そういったものを今度ははりりさんが夫さんへ与えてあげるというのはいかがでしょうか^^?
まとめ
今回は、少しご相談から時間が経っているので、具体的なやり方というよりもあり方的な部分を中心にご回答しました。
もう少し具体的な行動レベルについては、また、ご質問やご相談いただけますと幸いです^^
動画でも回答しておりますので、よければご覧下さい^^
何か少しでもご参考になれば嬉しいです。
このたびはご相談ありがとうございました(*^-^*)。
ご感想をこちらから送ってくださったり、SNSでつぶやいてくださったりすると、とっても嬉しいです(^^)。
この記事を読んで下さって、「この場合はどうだろう?」「自分の場合はどうだろう?」と思われた方は、是非、こちらから↓ご質問をいただければ嬉しいです^^
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