こんばんは。
「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
今日は、 ココロノマルシェに届いたお悩みに回答させていただきます(^^)
ココロノマルシェとは?
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ココロノマルシェ
ご相談文
休んでも回復しない、仕事しないと生きていけない なんとなく限界です(ご相談者さん:ようさん)
シングルで子育てが終わって、もともと身体が強くないのもあり仕事に行くと酷い頭痛がします、
(偏頭痛などの治療はしています)
それでも働かないと生きていけないので働いていますが正直なところ身体が限界でもうしんでしまいたくなります。
一旦休む事をおそらく提案されると思いますが実際2、3年前にも燃え尽きてアルコール依存症になり
辞めた会社に再度頭を下げて雇用してもらっています。
休んでも結局は働かないと生きてはいけません。
転職する方がストレスになるので今の会社にいますがそれでも頭痛や眩暈で休みの日は一日中寝ていて、もうこれ以上休めないくらい休んでます。
休んでも回復しない、仕事しないと生きていけない、こんな状態がこれからも続くと思うと消えてしまいたくなります。
ご回答はここからです。
ようさん、体調がよくない中、ご相談いただき、本当にありがとうございます^^。
ようさんのご相談を、私自身とても共感しながら拝見しておりました。
というのも、私自身も過去に燃え尽きてアルコールの問題があって体を壊すということがありました。
また、休日20時間寝てしまうという問題もありました。
【参考記事】
私自身、仕事での行き詰まりから、そういった問題が出ていました。
それをキッカケに、カウンセリングと出会ったという過去があります。
なので、少しでも参考になることがあればと思い、ようさんのご相談にご回答したいと思います^^
休んでも回復しない理由とは?
ようさんが、
>休んでも回復しない
と書いて下さっています。
それって、「休んでも簡単に回復しないぐらい今しんどい」ということを表しているのではないかと思います。
アルコール依存も、そうならざるを得ないぐらい普段の生活で我慢やストレスがあったということではないかと思います。
ようさんはどう感じているかわからないのですが、私は20時間ぐらい寝てしまっていた時、「やる事あるのに寝てばかりで、なんて自分は怠け者でダメな人間なんだ!」とすごく自分を責めていました。
でも、心理的に元気になった現時点では、「当時はそれぐらいすごくストレスが溜まっていたんだな」と思うようになりました。
ようさんはシングルで子育てという超偉業を達成されたわけです。
ものすごく頑張り屋さんでできる人なのだと思います。
だから、そんなようさんですら今限界と感じているということは、それぐらい今しんどい状況にあるということなのだと思います。
(ようさんの努力が足りてないとかそういうことでは全くなくて。)
例えば、野球のメジャーリーガーの大谷選手。
大谷選手が「休んでも回復しないな…」と言ったら、私たちは「そんな超ハードな状況なんだな!」と思うと思います。
それと同じような状況と思います。
本質的な取り組み:「どうしてそんなに普段の生活がしんどくなるのか?」の心の整理
本質的な解決としては、「どうしてそんなに普段の生活がしんどくなるのか?」という点を整理していって、心を整理していきます。
そうすると、ものすごく生きるのが楽になるかと思います。
例えば、
〇何かと自己攻撃が激しくてしんどくなっている?
〇何かと我慢する癖があってしんどくなっている?
〇他人に気をつかいすぎてしんどくなっている?
などということもあるかもしれません。
ただ、こういう本質的な取り組みは、ある一定期間が必要と思います。
>身体が限界でもうしんでしまいたくなります
ということなので、今日は、まずは、本質的なところに取り組む余裕を作るためにどうしたらよいかを考えてみたいと思います。
本質的なところに取り組む余裕を作るには?
片頭痛の治療はされているということなので、ようさんは、お医者さんにかかってらっしゃるのだと思います。
何科に通っていらっしゃるかわからないですが、お医者さんに
〇「身体が限界でもうしんでしまいたくなります」
〇「こんな状態がこれからも続くと思うと消えてしまいたくなります。」
など、それぐらいしんどいっていうことをお伝えされるっていうのはいかがでしょうか?
医療につながるのは大切で、体がものすごくしんどい時に新しいことに取り組むのはなかなか大変かと思います。
ようさんのしんどさのレベルを伝えることで、お医者さんはお薬の調整をしてくださるかもしれません。
また、そのお医者さんの専門とは異なるならば、専門の医療機関を紹介してもらうということもできるかもしれません。
その原因から休職という形が必要ということでしたら、健康保険の傷病手当の対応をサポートしてくれるかもしれません(経済面)。
(医療機関も傷病手当金の給付を希望される人の対応を行っているところもあると思いますので。)
そして、心や体調や時間に余裕を作った状態で、本筋の「どうしてそんなにしんどくなってしまうのか?」というところに取り組むというのはいかがでしょうか?
そういう時は、是非カウンセリングも利用していただければと思います^^。
「そうはいっても…」というお気持ちになる場合
最後に、ようさんのような超頑張り屋さんは、「そうはいっても…」というお気持ちになるかもしれません。
その時は、以下のことを想像してみていただけますでしょうか?
ようさんはお子さんがいらっしゃるとのこと。
娘さんか息子さんか、両方なのかわかりませんが、もし、そのお子さんが、
〇「仕事に行くと頭痛がひどくて、身体が限界でもうしんでしまいたくなるぐらいしんどい…。」
〇「こんな状態がこれからも続くと思うと消えてしまいたくなる…。」
と言ったとします。
ようさんは、それにどうお答えになるでしょうか?
〇「いやいや、頑張らないとダメだよ」
とは、ようさんはおっしゃらないと思うのです^^。
たぶん、
〇「それは大変だから、お医者さんにも行って、必要なら休んで。」
ということをおっしゃるのではないかと思います。
是非、もしお子さんがその状況だったらようさんがおっしゃることを、ご自身にも与えていただけたらなと思います。
動画の紹介
動画でも回答しておりますので、よければご覧下さい^^
何か少しでもご参考になれば嬉しいです。
このたびはご相談ありがとうございました(*^-^*)。
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この記事を読んで下さって、「この場合はどうだろう?」「自分の場合はどうだろう?」と思われた方は、是非、こちらから↓ご質問をいただければ嬉しいです^^
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