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こんにちは。
「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
今日は、ココロノマルシェにいただいたお悩みにご回答させていただきます。
ご相談文
断られると激しい自己嫌悪に陥る(ご相談者さん:ぺぽかぼちゃさん)
こんにちは。私は42歳の既婚女性です。何度もお世話になっています。おかげさまで、だいぶ自己嫌悪や自己攻撃は手放せました。
ただ、それでも仕事でショックなことが今日、起きました。というか、簡単にショックを受けてしまいます。
私が担当するある取引先との仕事について、質問が来、質問者の方もその取引先とのccに入っていたので、「直接聞いてもらえますか?」と連絡しました。すると、やり取りに入っていたその質問者の上司の方から、「申し訳ないのだけど」という丁寧な言い方で、「ガザの祈りさんが窓口なのだから、取引先とのやり取りはお願いしまたいです。」と来たので、「承知しました。失礼しました!」と返しました。ただそれだけのことです。ただ内心はショックを受けて動揺していました。怒りもありましたが、多分感情への蓋で、怒りを剥がすと激しい自己嫌悪だと思います。こういった質問が非常に多いので、少しでも楽をしたい、自分の仕事を減らしたいという邪な気持ちが見透かされたような、私だって大変なのに、という悲しいような気持ちです。
どうしてなのか。どうやってこの出来事をきっかけに自分と向き合っていけばよいでしょうか?
昔からダメ出しはすごく嫌いな子供でした。親には激しく怒られていたので慣れていましたが、家族以外には絶対怒られたくなく、優等生でした。でも今回みたいに怒られてすらいないことで、なんでこんなにショックを受けるんだろうなと自分でも不思議です。。思い通りにならないことが気に食わない子供じみた気持ちもあります。
どうかよろしくお願いいたします。
ご回答はここからです。
ぺぽかぼちゃさん、ご相談ありがとうございます^^。
ぺぽかぼちゃさんのご相談を読んで、「あ~こういことってありますよね!!!」とすごく共感の嵐になっている方も多いかと思います^^
(表現するのが難しいことでもあると思うのですが、すごくリアルに感情の動きを表現されていて、「あ~、こういうのある!」と思った方は多いかと思いました^^)
また、ぺぽかぼちゃさんの素晴らしいところは、
>簡単にショックを受けてしまいます。
と、起こった出来事に対して激しく感情が動いていることをご自身で気が付かれている内観力や、
>怒りもありましたが、多分感情への蓋で、怒りを剥がすと激しい自己嫌悪だと思います。
と、怒りの下にある本当の感情にアクセスされていて、そういうところも本当に素晴らしいな~と思いながら、ご相談を拝見させていただきました^^。
今日は、「なんでこんなにショック受けちゃうのかな?」ということに、もう一歩掘り下げてご回答してみたいと思います^^
何か少しでも参考になれば幸いです^^
強い感情的反応には理由がある
起きた出来事に対して強い感情的反応がある場合(一見些細に見えることで、強くショックを受けるなど)、何らかの理由があるかと思います。
例えば、手のひらを誰かに突かれても、通常の状態だったら「別に」という感じでも、傷がある部分を突かれたら、「痛い痛い痛い!!!」と強く反応してしまうみたいなものです。
なので、些細と見えるような出来事に対して感情的にバーンと強く反応するには、何らかの理由があって、カウンセリングだとその理由を深堀していきます。
カウンセリングだと、例えば、次のようなことをお聴きしながら掘り下げていくと思いますので、よかったら、ぺぽかぼちゃさんも、以下の質問を考えてみていただければと思います^^
今までに、仕事で「ぺぽかぼちゃさんに、やり取りをお願いしたいです」と頼まれたケースをたくさん考えます。
それを言われて、ショックを受ける時もあれば、受けない場合もありますか?
もし、両方あるならば、ショックを受ける場合・受けない場合の違いは何かありますか?
本当に例えばなのですが、「本当に申し訳ないけど、私、今、忙しくてどうしてもできなくて、ぺぽかぼちゃさん、やっていただけますか?」と言われたら、ぺぽかぼちゃさんはショックを受けるでしょうか^^?
「こういう時はショックを受けるけど、こういう場合はショックを受けないな」ということを整理していくことで、ショックを受ける理由を探っていきます^^
今日は詳しいことをお聴きできないので、ご相談文の中から2つのポイントを挙げてみたいと思います^^。
「これは当てはまるかな?」とチェックしながら、読んでいただければ幸いです^^
自分の中の禁止の問題?
1つ目は「禁止」に関することです。
>こういった質問が非常に多いので、少しでも楽をしたい、自分の仕事を減らしたい
と書いて下さっていて、同じような質問をたくさん受けていて忙しかったら、「少しでも楽をしたい、自分の仕事を減らしたい」と思うのは無理ないことかと思います^^
ただ、それを「邪な気持ち」と書いてくださっているので、ぺぽかぼちゃさんは
「自分が楽をしたい」と思うのはよくない。
「仕事なんだから自分の仕事を減らしたいなんて思っちゃいけない」
という禁止を持っていないかを探ってみていただけたらなと思います^^
強い禁止がある時にそこに抵触すると、強い自己嫌悪が出てくるのも無理ないかと思います。
もし、「ああ、これに当てはまるかも」と思われたら、禁止を緩めていくと「ちょっと忙しかったので、そう思うのは無理ないよね」と自己嫌悪せずにいられるかと思います^^。
実際、「楽したい」「自分の仕事を減らしたい」と思うのは、全然悪いことではないかと思います^^
大きく言えば、「楽したい」「自分の仕事を減らしたい」と思う欲があったから、人類は発展・進歩してきたと言えるかもしれません^^
例えば、荷物を自分で運ぶのが大変だから、荷車ができたし、自動車ができたし、そういうこともあるかと思います^^
自分が持っている禁止について意識化して、「本当にそうかな?」と改めて見てみると、禁止が緩めることができる時があります^^
一人で頑張りすぎている問題?
2つ目は「一人で頑張りすぎているかも」ということについてです。
>私だって大変なのに、という悲しいような気持ちです。
という部分。
実際、ぺぽかぼちゃさん、同じようなことを何度も聞かれてお忙しいのではないかと思います( ;∀;)
そんな中、本当に頑張ってらっしゃるのかと思います^^
もしかしたら、その上司の方の言葉によって、
自分も大変なのに誰もわかってくれない。
一人で頑張らないといけない。
誰も助けてくれない。
そういう孤独感やしんどさを感じられて、その部分がショックだったのかもしれません。
もし「あ~、そういう部分あったかも」と思われたら、「一人で頑張りすぎていませんか?」ということをチェックしてみていただければと思います^^
自分の管轄の仕事だったとしても、自分が忙しくて手一杯だったら、他の人と分担したりすることは全然悪いことではないかと思います^^
(組織とか管理職はその調整のためにあるものですから。)
一人で頑張りすぎるのを緩めると、「ちょっと忙しかったので他の人にお願いするのは悪いことではないよね」と自己嫌悪せずにいられるのではないかと思います^^
まとめ
ショックを受けるには受けるなりの理由があるのではということで、今回はご相談文から考えてみました^^
カウンセリングでは、この理由を一緒に探していきますので、本格的に「些細な事にショックを受けずに楽に自由に生きていきたい!」と思われたら、カウンセリングも活用してみていただけたらと思います^^
生きづらさを理由を解明し、楽に自由に生きるカウンセリングはこちら
何か少しでもご参考になれば嬉しいです。
このたびはご相談ありがとうございました(*^-^*)。
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