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こんにちは。
「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
今日は、ココロノマルシェにいただいたお悩みにご回答させていただきます。
ご相談文
興味のある仕事があるが応募できない(ご相談者さん:さきさん)
仕事を転々としていて、コロナ後に東京に出てきたのですが、やっとこの分野かなと思う仕事は見つけたのですが、今の職場だと派遣で、尚且つ社風も合わないなと思って、憧れの安定した仕事へ応募しようと思うのですが、中々勇気がでません。
もし、駄目だったら何を希望に持てば良いのだろうと、悩むばかりです。
もしかしたら、その仕事も私の理想が高いだけで、合ってないのかもしれません。
今までも、日々違う自分を演じている感じが、ずっとあり、どうしたら、自分に合った仕事を見つけられるのでしょうか?
我慢するとか努力するはもう、使い切りました。
ご回答はここからです。
さきさん、ご相談いただきありがとうございます^^
さきさんは今までにお仕事をいろいろとされてきて、「やっとこの分野かなと思う仕事を見つけた」とのこと。
まずは今までいろいろと取り組まれてきたからこそかと思いますし、素晴らしいですよね(パチパチパチパチ!)^^
それで、
>憧れの安定した仕事へ応募しようと思うのですが、中々勇気がでません。
とのこと。
やってみたいなと思う仕事であればあるほど、それに応募するのはすごく勇気がいるというのは、本当にさきさんのおっしゃる通りと思います^^
同じように思っている方も多いかなと思いますし、すごく共感を呼ぶご相談なのかなと思います^^
改めて、ご相談本当にありがとうございます^^
今日は、そういう時に、4つのことを明らかにすると進みやすくなるというポイントについてご紹介してみたいと思います^^
4つのことを明らかにして、進みやすくなる
早速ですが、「4つのこと」とは、以下の4つになります。
1.新しい仕事に応募するメリット
2.新しい仕事に応募するデメリット
3.今の仕事を続けるメリット
4.今の仕事を続けるデメリット
私たちの心は現状維持が好きなので、新しいことにチャレンジすることは、やっぱりすごく心に負荷がかかります。
なので、チャレンジはメリットはありながらも、デメリットがすごく大きく感じてしまったりすることもあります。
一方、実は今も、「新しい仕事に応募せずに続ける」という決断をしてるわけですが、そのメリットは、あまり意識できていない場合もあったりします。
なので、この4つを書き出して明らかにすると、少し俯瞰的に見ることができて、「それなら、こうしよう!」と思える場合があります^^
4つのことを明らかにする事例
抽象的なことだとわかりずらいかもしれませんので、私の事例で、1つ例を書いてみたいと思います。
私は、海外旅行(特に中国)に行くのが好きなのですが、なかなか会社員の仕事の休みが取れないということがあったとします。
「会社の仕事を休んで、自分の好きな中国に行く」というのがしたいこと。
それに対して「休まずに仕事を頑張る」というのが今の現状だとします。
この時、4つのことを明らかにしていきます。
まず、「会社の仕事を休んで、自分の好きな中国に行く」ことのメリットとデメリットは何かな?と考えますと、以下のようなことが出てきます。
1.「会社の仕事を休んで、自分の好きな中国に行く」メリット
→大好きな中国に行ける!楽しい、最高!
2.「会社の仕事を休んで、自分の好きな中国に行く」デメリット
→休んだら会社の人に悪く思われるのではないか( ;∀;)人の目を気にする気持ち。
続いて、「休まずに仕事を頑張る」ことのメリット・デメリットは何かな?と考えて、足していきます。
1.「会社の仕事を休んで、自分の好きな中国に行く」メリット
→大好きな中国に行ける!楽しい、最高!
2.「会社の仕事を休んで、自分の好きな中国に行く」デメリット
→休んだら会社の人に悪く思われるのではないか( ;∀;)人の目を気にする気持ち。
3.「休まずに仕事を頑張る」メリット
→会社の人から重宝される。昇給のチャンスが多いかも?
4.「休まずに仕事を頑張る」デメリット
→好きなことをせずに我慢してるから、つまらない…、ストレス溜まる…
ここまで書き出してくると、私の例ですが、「私結構、しょうもない他人の目を気にして、自分が好きなことをみすみす逃してるんだな( ;∀;)」と気が付いたりします(笑)。
また、「休まずに仕事を頑張る」メリットとして、会社の人から重宝されたり昇給チャンスが増えたりと書いていますが、「それって本当に自分が欲しいことなのかな?」という疑問も浮かびます。
さらに、「会社の仕事を休んで、自分の好きな中国に行く」デメリットとして、休んだら会社の人に悪く思われるのではないか( ;∀;)と書いていますが、「それって本当に悪く言われるのかな?」という疑問も浮かびます。
こんな形で、4つを明確にするだけでも、「これって本当に私がしたいことなのかな?」「デメリットとして書いているけど、それって本当にそうなるのかな?」と俯瞰的に考えることができる場合があります^^
なので、さきさんも、よかったら、この4つを書き出してみていただけたらと思います^^
本当のポイントは何かという視点
最後に、少し蛇足になるのですが、4つを書き出しても「なんかまだもやもやするな」という場合でしたら、このパートを読んでみていただければと思います^^
さきさんは、
>今までも、日々違う自分を演じている感じが、ずっとあり、どうしたら、自分に合った仕事を見つけられるのでしょうか?
と書いて下さっていて、もしかしたら、本当に自分がしたいことが何かわからない(演じていてわからない)ということがあるのかもしれません。
もしそうならば、本当のポイントはチャレンジできないことではなく、演じていて自分の本当にしたいことがわからないということの場合もあるかもしれません。
そうならば、「自分の気持ちを大切にする」「我慢・無理をやめていく」ことが大事になるケースもあります。
もしそうならば、再度、ご相談を送って下さったり、本気で取り組んでみたいと思われたらカウンセリングも活用してみていただければと思います^^
まとめ
興味のある仕事があるけど、応募できない時、解決のための4つの問いをご紹介しました。
何か少しでもご参考になれば嬉しいです。
このたびはご相談ありがとうございました(*^-^*)。
ご感想をこちらから送ってくださったり、SNSでつぶやいてくださったりすると、とっても嬉しいです(^^)。
この記事を読んで下さって、「この場合はどうだろう?」「自分の場合はどうだろう?」と思われた方は、是非、こちらから↓ご質問をいただければ嬉しいです^^

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