こんにちは。
「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
〇「今の仕事、何だかあっていない気がするんだけど、自分に合った生き方って何なのかな?」
〇「大きな問題はないんだけど、これを一生って思うと何だかドンヨリする。自分らしい生き方って何だろう…。」
こんなふうに、自分らしい生き方(ライフワーク)を見つけたいなと思われる方向けに、今日は最近読んだおススメの本をご紹介したいと思います^^
こちらの本!
フランスの写真家ブリス・ポルトラーノさんの「NO SIGNAL 街を出て、大自然の中で暮らすことを選んだ10人の生き方」
北はフィンランドから南はアルゼンチンまで。
この本では、全世界の大自然の中で暮らす10人の暮らしぶりを写真とメッセージで紹介しています。
どんなところがライフワークを見つけたい方におすすめなのか、2点ご紹介したいと思います^^
概要
孤独を愛し、大自然を友とする最良の人生。
写真と文で、現代の隠者を世界各地に訪ねる。
ノルウェーの無人島で灯台守として暮らす、ギリシャの廃村で新しい人生を始める、
フィンランドのツンドラで犬と生きる、イランで古のペルシャ騎士の生活を守る、
モンゴルの少数民族とともにトナカイの遊牧をする、アメリカで完全な自給自足を目指す──
本書に登場する10人の多くは、都会で働いたり学んだりしていたものの、あるとき、自然とともに暮らすことを決意する。忙しない現代社会から脱出し、人の生活圏から遠く離れた辺境の地や、インフラも整わない山や無人島、廃村へと移り住んだ。
ガスも水道も電気も通っていない場所で、夢にまでみた孤高の日々を送る、満ち足りた日々。
ソローに触発された著者は、北はフィンランドから南はアルゼンチンまで、彼らを訪ね歩き、ともに暮らし、それぞれの紆余曲折と、願い通りの日々を送る今を、美しい写真と文章にまとめた。
(Amazonより)
【目次】
■ティンヤ・・・北極の夢
■アリ・・・ペルシャの騎手
■バーニー・・・ボヘミアン
■ザヤ・・・トナカイ飼い
■ジョージ・・・野生の森
■シルヴィア・・・ギリシャの島
■スカイ・・・パタゴニアのガウチョ
■ベン・・・自給自足
■ジェリー・・・自由への探求
■エレナ・・・灯台守
既存の枠組みを外して、自分のリズムとテンポを考えられる
この本で出てくる生活は、日本のよくある生活とは異なります。
薪の火での料理。
地面に腹をつけて泉に口をつけて飲む水。
山羊、牛、猫、犬、鳥達の歌声。
冷気が漂う砂漠の月明かりの下、馬での散歩。
紫・白・緑の流れるようなオーロラ。
もちろん、この記事を読んで下さっている方の中で、この本に出てくる大自然の自給自足生活をされる方はとても少ないと思います。
でも、自分がどう生きたいかを考えようとしても、どうしても既存の枠組みに無意識に囚われてしまう時があるかもしれません(いわゆる「普通は〇〇」という枠組みに無意識に囚われていることもあります)。
そんな時、その枠組みの外の世界を見ることで、自分の囚われている枠組みに気が付くことできます^^
仲間たちと同じリズムで進まない人間は、おそらく別の太鼓の音を聞いているのだろう。
その音がどこから来ようが、どんなテンポであろうが、その人の耳に入ってきた音に合わせて進めばいい。
『ウォールデン 森の生活』より
仲間たちと同じでなくても、様々なテンポもリズムもあること。
既存の枠組みを一旦置いて、自分らしいテンポとリズムを考えるキッカケになるかと思います^^
自分の感性を感じられる
そして、自分のことを知るためには、自分の感覚が大切。
(なぜなら、ある人にとっては心地よいことでも、ある人にとっては心地よくないこともあります。
自分が心地よいと感じる感覚が大切なのですよね^^)
この本は、理論的にどうこうというわけではなく、素晴らしい大自然や生活の写真がたくさんあります。
まさにこの本を読んでいる(見ている?)時が、感覚を大切にする瞬間になると思います^^
まとめ
ライフワークを見つけるために、自分のリズムを知る、自分の感覚を大切にする。
そのお供になる1冊と思います(^^)。
ご興味のある方は是非~。
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