こんにちは(^^)。心理カウンセリング勉強中の野内です。
今日は、「激しい怒りがわき起こる時、過去の体験が関係しているかも?」ということについて書きたいと思います。
激しい怒りがわき起こる時
例えば、
○責任転嫁してくる人を見ると、心の中でものすごく激しい怒りがわき起こる
○気の利かない人を見ると、心の中でものすごく激しい怒りがわき起こる
○「あれやって、これやって」と甘えてくる人を見ると、心の中でものすごく激しい怒りがわき起こる
ということがあるとします。
もちろんこれらのことに「ちょっと嫌だな~」と軽く思う人はたくさんいると思います。
ただ、同じものを見ても、
○何とも思わない・軽く「ちょっと嫌かな?」と思う人
もいれば、
○ものすごく激しい怒り・ものすごく苦々しい感情がわき起こる人
もいる。
考えてみれば不思議ではないでしょうか?
もし、ある出来事が他の人はあまり気にしてなさそうなのに、自分にはすごく強い怒りを引き起こす場合は、その出来事よりも自分の心の中を少し見てみると良いかもしれません。
※これは、「そんなことで怒ってはいけない」とか「そんなことで怒るのはダメなこと」という意味では全くないです。出てきた感情は「ああ~、私はそう感じているんだな~」と否定せずに認めてあげることが重要だと私は思います。ただ、「このことは、自分にはすごく怒りを引き起こしているな。何でだろう?」と少し問いかけてみるという意味です。
振り返る
例で出てきた
○責任転嫁してくる人
○気の利かない人
○甘えてくる人
について、ものすごい怒りが出てくるとするならば、
少し以下の点を振り返ってみていただければと思います。
○そういう人(責任転嫁・気の利かない・甘えた)が昔自分のそばにいて、自分がその人のせいで傷ついた?
○自分がそういうこと(責任転嫁・気の利かない・甘えた)をしたことがあり、それをこっぴどく誰かに怒られたとか辱められて傷ついた?
もしそういう経験に思い当たるならば、その時感じた感情を完了させることで、そういう人(責任転嫁・気の利かない・甘えた)を見ても、激しい感情を感じることがなくなる可能性があるかと思います。
具体的には、
○そういう人(責任転嫁・気の利かない・甘えた)が昔自分のそばにいて、自分がその人のせいでとってもひどい目にあった。
→その時感じた恨み・辛み・怨嗟の感情を思いっきり紙に書く。誰かに話して共感してもらう。思いっきり「悪口言い尽くしたぜ」くらいまでそれを行う。
○自分がそういうこと(責任転嫁・気の利かない・甘えた)をしたことがあり、それをこっぴどく誰かに怒られたとか辱められた。
→当時の自分の気持ちを思いっきり紙に書く。誰かに話して共感してもらう。
まとめ
ある出来事が他の人はあまり気にしてなさそうなのに、自分にはものすごく激しい怒りを引き起こす場合は、その出来事そのものよりも、自分の心の中を少し見てみると良いかもしれません。一見遠回りに見えるかもしれませんが、私もやってみて、面白いくらいに怒りが減ったことありましたので、書いてみました。
何かお役に立ちましたら、とても嬉しいです。
読んで下さってありがとうございました(^^)。野内でした。
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