こんばんは(^^)。「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。野内です。
さて、少し重いテーマになってしまうのですが、一昨日・昨日からの続きで、「結婚する時に、機能不全家族のことをどのように結婚相手に説明したら良い?」について、私のケースから考えています。
いろいろな準備を経て、機能不全家族の自己開示チャレンジをしたわけですが、まあ、結局現在結婚しているので、結果はネタバレしているとも思います(爆)。
今日は、チャレンジしてみての発見について書いてみたいと思います。何か参考になりましたら幸いです(^^)
サレンダーについて
今回の私のケースのポイントは、心理学的に見るとサレンダーと思います。
サレンダー:身を委ねること。信じて委ねること。流れに身を任せること。 コントロールを手放すこと。
相手を信じて相手に選択権を委ねることと考えられます。
もちろん、相手に選択権があるので、
〇受け入れられることもある(機能不全家族出身であることを受け入れられるとか)
〇受け入れられないこともある(振られるとか)
わけです。
そのどちらの可能性もあるけど、コントロールを手放して、相手に選択権を委ねるわけです。
サレンダーの前にするとよいかと思うこと
〇「いやだーーーーーーー。そんなの怖いよーーーーーーーー( ;∀;)」
〇「いや、うまくいったら良いけど、うまくいかずに傷つくこと言われたり振られたりしたら、どうするんだよーーーー( ゚Д゚)」
と思われた方もいるかもしれませんし、それは当然の気持ち・疑問ですよね(^^)
特に自分でバリバリやってきた人はこれが本当に怖いですよね( ;∀;)。
なので、いきなり「You サレンダーしちゃいなよ」とか言いたいわけではなくて、その前にある程度の地ならしをしておくと少し楽に行けるのではないかと思いますので、そのことを昨日書いてみました。
サレンダーしてみて良かったこと
サレンダーしてみて良かったことを考えてみたいと思います。
私の話を聞いての夫(当時はまだ結婚していないですが)の返答は、私的には意外なものでした。
夫:「それは大変だったね。…(もし家族と関わらないといけない時があっても)代わりに対応するから」
私はその気持ちが嬉しくて思わず泣いちゃいましたよ( ;∀;)。
何というか、自分が最も恥じていたことを含めて、それでも良いと承認してもらった気がしたのです。
今もこの時の感謝というのは忘れられないです(まあ、日常でムカつくことはあるけど(笑))。
つまり、サレンダーすることで、自分の本当の姿を含めて受け入れてもらえる味方ができるということはあるように思います。サレンダーは、相手に選択権を渡すことなので、自分のコントロールを手離すことです。怖さがあるけど、逆説的に、自分のコントロールを手離すからこそ、相手の意思によって自分を受け入れてくれたということがわかるようです。
最も恥じていた部分、隠していたこと、これを言ったら絶対に嫌われるという自己嫌悪。それを開示することで初めて、良い自分も悪い自分も含めて相手は受容してくれているんだという思いを受け取れるようです(^^)。
まとめ
「結婚する時に、機能不全家族のことをどのように結婚相手に説明したら良い?」については、まずは自分がどうしたいかということが大切と思います。もし良い所も悪い所も含めて信頼関係を築きたいという場合は、サレンダーという方法もあるということについて書いてみました。
機能不全家族出身者でいろいろ苦労した方は、是非1人ではなくて、お友達でもカウンセラーなどでも良いと思うので、援軍を得るのもとても良いのではないかと思います(^^)。もしよければ援軍候補として、お話を聴かせていただければ全力で応援いたします(^^)。
読んで下さって本当にありがとうございました(^^)
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