こんばんは(^^)「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
今日は、私が5年程前に、初めて心理学とかカウンセリングというものに触れた時に、とてもビックリしたこと「怒りは感情の蓋」という見方について書きたいと思います。
怒りは感情の蓋とは?
〇後輩にミスと指摘されて、ムカつく!!!!
〇(遅刻してしまって)「電車が遅れててしょうがなかったんだよ!!」
〇(問題ある家族のために尽力していてもうまくいかず)「もうあいつらなんか知らないんだよ!!」
上記の例のように、誰か(又は自分)が怒ってしまう時、実はその裏に「怒り」とは異なる感情があるのかもしれません。
怒りは、先日書いたように、物事を進める推進力という一面もあるのですが、もう1つ面白い(?)ことが、「怒り」によって他の感情を封じ込める時があるようです。それを「怒りは感情の蓋」等と表現することがあります。
ちなみに、私、最初この「怒りは感情の蓋」という言葉を聞いた時、「ほえー、そんなことあるんだー」\(◎o◎)/!ととてもビックリしました。
怒りという蓋の中に封じ込められているものは
上記の例を考えてみると、実は、
〇「後輩にミスと指摘されて、恥ずかしい(/ω\)」(恥ずかしさ)→「ムカつく!!!!」(怒り)
〇「遅刻してしまって申し訳ない!」(罪悪感)→「電車が遅れててしょうがなかったんだよ!!」(怒り)
〇「問題ある家族のために尽力していてもうまくいかず、もう何もできない(無力感)」→「もうあいつらなんか知らないんだよ!!」(怒り)
という他の感情が隠れている場合があるかもしれません。
怒りの裏にある感情を認めて感じてみるとスッキリする場合も
なので、怒りを感じた時には、その裏にどのような感情が隠れているかを考えてみて、その感情を「うんうん」と認めて感じてみると、スッキリして怒りもなくなる場合もあるかと思います(^^)。
まとめ
今日は怒りの裏にある感情に目を向けて、その感情を認めて感じてみると、スッキリする場合もあるという話を書きました。
このブログでは何故か意外と登場回数の多い「怒り」です(ブログ主の心の反映でしょうか(笑))。よければ、このあたりもどうぞ↓(^^)。
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