こんばんは(^^)。心理カウンセリング勉強中の野内です。
今日は短めの記事で、「なぜ相手に怒りをぶつけないほうが良いの?」についてです。
答え(の1つ):「自分が罪悪感を抱えてしまうから」
<完>
とかで終わったら面白いかもしれませんが(笑)、一応以下、蛇足の説明をしますので、もしよければご覧下さい(^O^)。
なぜ相手に怒りをぶつけないほうが良いの?
怒りってなかなか難しい感情だと思うのですが、まあ一般的にも、「相手に怒りをぶつけることはあまり良くないこと」と理解されているのかなと思います。
その理由については、例えば、
〇相手との関係性が悪くなるから
とかは、別に心理学とか学ばなくてもわかるかな~と思います。
心理学を勉強してて面白いな~と思ったことが、「なぜ相手に怒りをぶつけないほうが良いの?」という理由の1つに、「自分が罪悪感を抱えてしまうから」というのがあったことです。
これは、例えば、つい相手に怒りをぶつけてひどいことを言ってしまった後に
〇あー、やってしまった…。私はひどい人間だ…。
〇あー、ひどいことを言ってしまった…。私はひどい人間だ…。
みたいな「自分が悪い」という罪悪感が押し寄せてくることがあるのではないかと思います。
つまり、怒りは相手にぶつけることで少し解消したかもしれないけれども、反対に罪悪感を抱えこんでしまったみたいなことが起こりえるということかと思います。
罪悪感にもご用心
なので、もし、つい相手に怒りをぶつけてしまったとしたら、罪悪感にもご用心ということかなと思います。具体的には、
「自分を全否定しない」
ということかなと思います。
もちろん、相手に怒りをぶつけたことについて「ごめん(。-人-。) ゴメンネ」と相手に謝るのは大事だと思いますが、
「ひどいことを言ってしまった…。私はひどい人間」
「こんな失敗するなんて人としてダメ人間」
とか人格否定するのは罪悪感に飲み込まれているかも?と、できれば少し引いた目線で考えてみていただければと思います。
補足
ちなみに、「相手に怒りをぶつけることはあまり良くないこと」という文章を見ると、
〇「怒りを感じちゃいけないんだ」
〇「怒りを我慢しないといけないんだ」
と思ってしまう方もいるかもしれません(私も昔思っていました(^_^;))。
私は、「相手に怒りをぶつけること」と「自分が怒りを感じること」は別のことかなと思っています。
実際には「怒りを感じちゃいけない」と抑圧するのはあまりおすすめではなくて、怒りの感情を自分で処理して、必要があればアサーティブコミュニケーションにより相手に自分の気持ちを伝えるということが大切なのかな~と思っています。
このあたりは詳しくは、この記事で書いていますので、よかったら参考にしていただければと思います(^^)
読んで下さってありがとうございました(^^)。野内でした。
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