こんにちは。
「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
今日は、カウンセリングの師匠である根本裕幸先生の本「心の地雷を踏まないコツ・踏んだときのコツ」をご紹介したいと思います。
また、この本を100倍(※当社比)生かす方法を最後に勝手に発表したいと思います(←えっ…)。
概略
以下が、概略です。
26の事例でわかる伝え方のコツ。予約の取れない心理カウンセラーが教えるコミュニケーションの不安や怖れが軽くなり、人づき合いが楽しくなる秘訣。
【目次】
はじめに
第1章 気づかないうちに相手を怒らせてしまうのはなぜ?
第2章 心の地雷を踏みやすい人がやりがちなこと
第3章 事前に怒らせるポイントを見つけるコツ
第4章 「怒らせた!」と思っても動揺しなくなる方法
第5章 よい関係を築く相手別コミュニケーショントレーニング
おわりに
「BOOK」データベースより
職場は目に見えない地雷源を歩くよう?
この本は、主に職場の人間関係を円滑にする様々なコツが満載の本と思います。
「地雷を踏む」って日常用語でも、相手を怒らせたり関係がギクシャクしたりすることを指すと思います。
この本の面白いところは、タイトルにある通り、
〇心の地雷を踏まないコツ
も書いているのですが、
〇心の地雷を踏んだ時のコツ
も書いているところかと思います。
つまり、「絶対地雷を踏まないように生きよう」ということではなくて、「まあ、生きていれば地雷を踏む時もある。それでも何とか生きていきやすくなるコツも伝授するよ」というスタンスかと思いました(^^)。
具体的な例がいっぱい1
この本の良い所2つ目は、自分で気が付きにくい具体的な例がいっぱいというところかと思います。
例えば、「第1章 気づかないうちに相手を怒らせてしまうのはなぜ?」の中に「自分の魅力を受け取れていない」というのがあります。
例えば、あなたの友達にモデルさんがいるとしましょう。とても美人でスタイル抜群。そんな彼女が「私って別にきれいでもなんでもないし…」なんて言ったら、なんだかカチンときませんか?
(中略)
まわりの人が「素晴らしい」と認めているのに、本人が「そんなことない」と否定していると、それが本音でも相手は否定されているわけですから気分はよくありません。それどころか、「それって嫌味?当てつけ?」と受け取られてしまうのです。
これは結構ついやってしまうという方も多いのではないでしょうか(^_^;)?
しかも、意外と気が付かずにやってしまうというか…。こういう盲点を突いてくる具体例がいっぱいです(^^)
ちなみに、
「あなたって仕事できるよね!」
→「ありがとうございます。自分ではもっと頑張らなきゃと思っています」
のように、やみくもに「そんなことないですよ」と否定するのではなく、「ありがとうございます(^^)」と一旦相手の思いを受け止めると、印象がだいぶ変わるそうです。
具体的な例がいっぱい2
もう1つ素敵な例を。
「第4章 「怒らせた!」と思っても動揺しなくなる方法」の中に「心配だったら先に言ってしまう」というのがあります。
欠点は直すのではなくオープンにしたら良いと筆者は書きます。
「実は私、人とうまく距離を取ることが苦手みたいで、もしかしたらご迷惑をおかけすることがあるかもしれません。もし、近すぎるよ~って感じたとしたら、我慢せずにおっしゃってください。そのほうが私も助かりますので」
(中略)
そうするとあなたが実際、ちょっと距離を縮めすぎても「あ、こういうことだな。悪気はなさそうだし、大丈夫か」と余裕を持って受け止めてくれるようになりますし、「ちょっと距離が近すぎるかも」と思われても、怒りで反応されるのではなく、諭すように教えてくれます。
欠点を直すのではなくて、それを正直に認めてオープンにするということなのですね(^^)。
この本を100倍(※当社比)生かす方法
最後に、この本を100倍(※当社比)生かす方法を勝手に発表したいと思います(^^)
答え:「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」を先に読んで自己肯定感を上げてから、この本を読む。
「ステマか!」と思われるかもしれませんが(しかも自分の本じゃないし 爆)、この本を自己肯定感が低い状態ですごく真面目に読むと、「あれをしてはいけない」「こうしなければいけない」と非常に辛くなってしまう可能性もあるかな~と思ったのです。
なので、自己肯定感があがって、自分は自分、相手は相手というバランスが取れた状態で読むと、本当に強力な助けになる本かな~と思いました(^^)。
読んで下さってありがとうございました(^^)野内でした。
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