-150x150.jpg)
こんにちは。
「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
今日は、ココロノマルシェにいただいたお悩みにご回答させていただきます。
ご相談文
自己肯定感の低さ・他人軸の考えを変える方法(ご相談者さん:ゆみおさん)
こんにちわ。よろしくお願いいたします。ここしばらく、人間関係で悩む事が多く、孤独感を感じております。
理由として、元不倫関係でしたが、4年程お付き合いをしていた方とその後、私は恋愛感情を持ち続けておりましたが親友として10年関わってきました。
そのお相手から他人事の些細な揉め事の積み重ねから、今年に入り距離を取りたいと言われてしまいました。
その言葉を言われた時に、そのお相手の事を相談できる友人がおらず
私には、そのお相手しか物事を相談したり、本音で話をできる友人がいないことに気付かされ、孤独感を感じ辛く苦しいと思ってしまいました。
今年に入ってからは人間関係で思う事を誰にも相談できず、また、客観的な意見を聞くことも出来ず、自分の考えが正しいのか、間違っているのかすらわからなくなっております。色々な情報を見ていたところ
・自己肯定感が低い
・他人軸の考え
・承認欲求が強い
・他人の目、評価が気になる
・他人にとって良かれと思い動いてしまうこれらがすべて当てはまっているように思えます。
それらの記事を読んでも
自分の意見は言うけど相手を尊重する・・や自分との向き合い方、自己肯定・自分軸・・
具体的にどの様に思考や考えを変えていったら良いのかわからず、相談させて頂きました。自分自身が変わることによって、そのお相手との関係性にも変化が起きるのかな・・
なんて思っております。自分自身を、考えや思考を変えたいと本気で思っております。
こんな私にアドバイスを頂けたら幸いです。よろしくお願いいたします。
ご回答はここからです。
ゆみおさん、ご相談ありがとうございます^^
10年以上の長い歳月。
気持ちを分かち合えたり、いろいろなことを相談したり。
そういう関係性であった大切な人から「距離を取りたい」と言われたら、すごく孤独感で苦しい・辛いと感じるのは無理ないことかと思います。
だから、ゆみおさんが、そういった状況の中で、心理学のブログやYouTubeも見てくださったこと。
自己肯定感とか、他人軸ということを知って、自分自身・自分の考えを変えていきたいと思われたこと。
それ自体が既に自分と向き合ってこられているし、ゆみおさんがとても聡明で行動力があり、素晴らしい方だな~ということがわかります^^
今日は、そんなゆみおさんの応援になればと思い、ご回答したいなと思います^^
実際のカウンセリングだと、ゆみおさんの人間関係の悩み・孤独感について、もう少し具体的に、どういうところで困ってるのか、本当に解決したいことは何かを、整理しながらお話をお聴きするかと思います。
今日は、詳しいところをお聴きできないので、一般的な話にはなってしまうのですが、ゆみおさんのご相談文の中で、
>自分の意見は言うけど相手を尊重する・・や自分との向き合い方、自己肯定・自分軸・・
具体的にどの様に思考や考えを変えていったら良いのかわからず、相談させて頂きました。
と書いてくださっているので、「例えば~」というケースを使いながら、自己肯定感や自分軸について理解しやすくなるポイントを2つご紹介できればと思います^^
自己肯定感・自分軸ってどういうことかわからない例
例えば、
大切な人から「距離を取りたい」と言われた時に、辛くて「自分はやっぱり仲良くしたい」と思う気持ちが出てきた。
その時、「私は仲良くしたい」と自分の意見を言うのは、相手を尊重してないことなのかな…?
でも、「わかった」と言って相手の意向に従うのは、他人軸なのかな…?
よくわからないな…。
という例を考えます^^。
自分軸・自己肯定感というのは、確かに、ふわっとしてて「どういうことかわからない」と思われる方は多いかと思います。
(私も最初、自分軸って「それってワガママでは?」と感じていました(;^_^A)
自己肯定感って…?
まず、先ほどのケースで自己肯定感は何かと言いますと、
「私はまだその人と仲良くしたいって思ってるんだな」とそのまま認めること
になります。
〇「そんなこと思うのってワガママじゃない?」
〇「そうだそうだ!ドンドン行こう!」
というのとは違って、ただ「〇〇って自分は思っているんだな」とそのまま認めることです。
カウンセリングの傾聴というのは、まさに「いい」「悪い」とか、「正しい」「間違ってる」とジャッジするのではなくて、
「今、そういう気持ちなんですね」
「大切な人から急に距離を取りたいって言われたら辛くて当然ですよね」
「仲良くしたいという気持ちがあるんですね」
というように、そのままに今の自分を受け止めることをやっていきます。
そうすると、それだけでも気持ちが落ち着いたりするケースもあります^^
「私は今こう思ってるんですね」とありのままの自分を受け止めるというところが自己肯定感のポイントになります。
自分軸って…?
続いて、自分軸についてです。
大切な人から「距離を取りたい」と言われて、自分の方は「でも仲良くしたい」と思っていたという例を考えると、一見2人の意見が対立しているように見えるかと思います。
この時に、自分軸と言うと、「自分の意見・気持ちを、相手に関わらず押し通す」みたいなイメージを持たれる方もいるかもしれません。
ただ、この時、「どっちかが我慢する」という世界ではなく、「自分も相手も楽で自由な世界というのは、どういうことなのかな?」ということを考えていく「第3の道」があるということがポイントになるかと思います。
とは言っても、他人軸の方は、「相手のために自分が我慢する」という世界を生きている方も多いかと思いますので、急には難しいかもしれません。
私自身は、「自分も相手も楽で自由な世界」へのお引越しをお手伝いする心理カウンセラーと名乗っています。
これは、我慢や犠牲が多い、つい他人にために自分が我慢してしまうという方が、「自分も相手も大切にする」世界へお引越しするのをお手伝いしているという意味です。
なので、よかったら、ゆみおさんご自身が本当に解決したいことについて、カウンセリングも活用してみていただければと思います^^

まとめ
今日は、自己肯定感や自分軸について理解しやすくなるポイントを2つ、ご紹介しました。
何か少しでもご参考になれば嬉しいです。
このたびはご相談ありがとうございました(*^-^*)。
ご感想をこちらから送ってくださったり、SNSでつぶやいてくださったりすると、とっても嬉しいです(^^)。
この記事を読んで下さって、「この場合はどうだろう?」「自分の場合はどうだろう?」と思われた方は、是非、こちらから↓ご質問をいただければ嬉しいです^^

コメント