こんにちは。
「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。
心理カウンセラーの野内みちるです。
今日は、ココロノマルシェにいただいたお悩みにご回答させていただきます。
動画でも回答していますので、よかったらご覧ください。
ご相談文
抱え込み自爆系(ご相談者さん:れいさん)
先日、SNSで抱え込み自爆系というワードを見つけ、特徴がかなり私に当てはまっているなと思いました。
なぜ、このワードを見つけたかというと、
最近、彼氏に対して怒りを感じたり、悲しくなったり、一緒にいて喉がつまったりすることが増えたからです。
自分の思い通りに彼氏が動いてくれないと、愛されてない、自分の存在が否定されたような気がしてしまい耐えられないのです。
だから、彼氏が相容れないだろうということについては不満を口に出すことができず、かなり溜め込んでしまい爆発します。
不満を言うのが、別れることよりも辛いのです。
実際の例で言うと、
・割り勘は嫌だ
→彼はたぶん割り勘派。言うと喧嘩になりそう
ダメと言われたら辛いので言えない。
歩み寄ってくれたとしても、満足できないかもしれないので完全にわたしの思い通りにしたい。言うことを聞いて当たり前だと思っているけど、それは言ったらいけないと頭ではわかっているので絶対に態度にはださない。
だけど、我慢し続けるても心の底では納得していないのでどんどん彼のことが嫌になってくる。
といったことです。
小さい頃に、父に甘えた時に冷たかった気がした。自立するよう育てられたのが、とてま悲しくてそれもあってか、人にお願いをしたり頼ったりをしなくなったのが原因だと思います。
人に頼れるようになったのは、ごく最近のことですが、まだこういった思い込みにとらわれています。
どうしたら、自分の考えをより緩めていけるでしょうか?よろしくお願いします。
ご回答はここからです。
れいさん、ご相談本当にありがとうございます^^。
我慢して我慢して我慢して、最後にドカーンと爆発してしまう。
そういうことでお悩みの方って、意外と多いかなと思います。
「あるあるあるあるある!!」と共感の嵐になっている方も多いかもしれません。
そういう意味で、非常に多くの人の参考になるかと思うご相談、改めて本当にありがとうございます!
私も昔すごい爆発しては彼氏を丸焦げにしていたので、れいさんのお気持ち、大変お察しするなと思いながら、ご相談を拝見しました(;^_^A。
れいさんはYoutubeなどでいろいろ調べていただいているので、既にご存知かもしれませんが、爆発する方の中には、
「自分の我慢が足りないから爆発するんだ」
と思っている方もいるかもしれません。
でも、この問題は、実は逆で、「爆発するまで我慢しすぎてしまっている」ということが実はこの問題の本質にあることも結構多いかと思います。
なので、れいさんの我慢が足りないから爆発しているのではなく、逆にれいさんすごく頑張って我慢して我慢して我慢して、要は爆発するぐらいまで我慢しすぎてしまっていることが爆発の原因ではないかと思います。
なので、「爆発しちゃダメじゃないか!」と自分に厳しく接するのではなく、まず「爆発するぐらいまで、我慢しているんだね。本当にいつも頑張っているんだねヾ(・ω・*)」とご自身に優しい言葉をかけてみていただければと思います^^
今日は、「我慢して我慢して我慢して爆発」ということを解決していくには、どうしたらいいのかについて、2つのポイントからご回答したいと思います。
何か少しでも参考になれば幸いです^^
自分の気持ちを爽やかにコミュニケーションしていく技術を学び、やってみる
まず1つ目。「自分の気持ちを爽やかにコミュニケーションしていく技術を学び、やってみる」です。これは、どちらかと言うと、行動の方から認知(考え方)を変えていくという方法です。
「いや、それができないから相談しているんじゃん!」とれいさんは思われるかもしれません(そうですよね;^_^A ただ、もう少しだけお付き合いいただければと思います(;^_^A)
なぜこれを挙げたかと言いますと、私はれいさんのご相談文を読んで素晴らしいなーと思ったのが、
>人に頼れるようになったのは、ごく最近のことです
と書いて下さっているところなのです。
人に頼れなかったれいさんが最近人に頼れるようになった。
これはすごい革命的なことだと思います(パチパチパチパチ!!!)。
もしかしたら、ご自分なりに様々な取組みをされたのかもしれません。
本当によく頑張ってこられたと思いますし、この成果を出せているれいさんは、本当にすごいなーと思うのです^^
つまり、れいさんは今人に頼れるようになりつつあるということかと思います。
その成果を出せたれいさんであれば、それはもう少し推し進めることで、彼さんにももっと頼ったりとか甘えたりとか、自分の気持ちを爽やかにコミュニケーションしていくことで、爆発するのではなくてその前に言えるようになるという方法もフィットするかな?と思ったのですが、いかがでしょうか?
具体的には、カウンセリングだったられいさんが今まで取り組んできたことなどを詳しくお聴きしてみて、さらに彼さんにそれを適応するにはどういったことをしていったらよいかを一緒に考えていくと思います。
今日はその個別の詳細をお聴きできないので、少し一般的なことになってしまいますが、「アサーティブコミュニケーション(自分の気持ちを我慢するのではなく爽やかに相手に伝える技術)」などを参考にしてみていただくのは、いかがでしょうか^^?
「アサーティブコミュニケーション」を解説したワークブックも作っているので、よかったらそれも参考にしてみていただけたらなと思います。
以下からダウンロードできます^^
私たちは、自己主張することや自分の気持ちを相手に伝えることが、「何か悪いこと」「わがままなこと」と思っている場合もあります。(そういう教えを子どもの時に受けた人も結構いらっしゃると思います)
でも、自分の気持ちを言うのは相手との関係性を良くするために必要なことで、爽やかに相手に伝えていく技術というのもあります。
自分自身が自分の存在にOKを出す
2つ目のポイントは、
〇「いや、なんかそれをやろうと思ったんだけど、どうしてもできない」
〇「アサーティブコミュニケーションをしようと思っても、しんどくなっちゃって」
という場合についてです。
この場合はもう少しカウンセリング的な見方が必要なのかなと思います。
れいさんは、
>自分の思い通りに彼氏が動いてくれないと、愛されてない、自分の存在が否定されたような気がしてしまい耐えられないのです。
と書いて下さっています。
これは、彼氏さんが自分の思い通りに動いてくれないと、自分の存在が脅かされるというか、自分の存在の基盤が崩れ去りそうみたいな気持ちになってしまうということかと思います。
逆から言うと、
〇「どんな自分でも自分はOKだ^^」
〇「彼が何をしようとも彼がどう動こうとも、私の存在はOKだ^^」
という「自分の存在に対するOK」を自分で出せていたら、彼氏さんが何をしようと自分の存在がガタガタとなってしまうことはないかと思いますが、いかがでしょうか^^?
もちろん、ちょっと残念な気持ちになるとかそういうことはあるにしても。
つまり、本質的な問題としては、「自分自身が自分の存在にOKを出せているかな?」ということがポイントになるかと思います。
れいさんは、この辺り、いかがでしょうか^^?
もし、「あー、確かに自分は自分の存在にOKを出せていないかも」と思われたら、続きを読んでみていただければと思います。
「自分自身が自分の存在にOKを出すには、どうしたらいいか?」ということを最後にご紹介したいと思います。
カウンセリング的には「どうして自分がOKじゃない」と思うようになったかという根本的な要因を一緒に振り返って癒していくということをしたりする場合があります。
これは、一人でやるのが難しい場合も多いので、是非カウンセリングも活用してみていただければと思います^^(カウンセリングの得意分野だと思いますので)
自分一人で最初の一歩をやってみたいという方には、
「自分が考えてること・思ってること・感じてることをそのままOKを出して受容する」というワーク
もおススメできるかと思います。
どんな気持ちや考えでも、まず一旦
「うんうん。今私はそう思っているんだね(そう感じているんだね)^^」
とそのまま受容するということです。
私自身も昔「ネガティブなことを思うのはいけない!」「人を嫌うのはいけない!」と自分の気持ちや考えに常に無意識に否定していたのですが、まず一旦「そっか。今、そう思っているんだね」と受容すると、それだけですごく楽になりました^^。
れいさんの場合で言えば、
「彼に不満を持っちゃいけない!」
と自分の気持ちを否定するのではなく、
「そっか。今、これが不満だと思っているのだね」
「そっか。割り勘で嫌な気持ちになったんだね」
「どうして、嫌な気持ちになったのかな^^?」
と優しく自分の気持ちを受け止めて聴いてあげるというイメージかと思います。
よかったら、お試しいただければと思います^^
まとめ
今日は、我慢して自爆する系女子が、恋愛で幸せになる方法として、
〇自分の気持ちを爽やかにコミュニケーションしていく技術を学び、やってみる
〇自分自身が自分の存在にOKを出す
ということについて、ご回答してきました。
何か少しでもご参考になれば嬉しいです。
動画でも回答していますので、よかったらご覧ください。
このたびはご相談ありがとうございました(*^-^*)。
ご感想をこちらから送ってくださったり、SNSでつぶやいてくださったりすると、とっても嬉しいです(^^)。
この記事を読んで下さって、「この場合はどうだろう?」「自分の場合はどうだろう?」と思われた方は、是非、こちらから↓ご質問をいただければ嬉しいです^^
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