皆さん、こんにちは。心理カウンセリング勉強中の野内です。
今日は「自分を変える」ということについて考えてみたいと思います。
「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ」とかそのような言葉があると思います。
※個人的には、過去の事実は変えられなくても、その事実に対する解釈は変えられるし、自分が変わることによって結果的に他人が変わることもあるように思いますが、まあそういうツッコミはとりあえず今日の本題と関係ないので置いておきます。
その「自分を変える」という言葉を聞いた時、変えるものは何なんだろうかということをもう少し明確化すると良いのではということを書きたいと思います。
自分の何を変えるのか?
例えば、「内気でなかなか友達ができなくて困っている」というお悩みがあったとします。
この時、自分を変えるとは何を指すのでしょうか?ぱっと思いつく限りでも以下のものがありそうです。
1.「内気な性格そのもの」を変える(変えれるのか?という疑問はさておき)
2.「『内気な性格=ダメ』と思っている自分の考え方」を変える
3.「内気な人が苦手なやり方(例:知り合いのいないパーティーでいろんな人に話かけるとか)」を「内気な人でも得意なやり方(例:読書会で本について話すとか)」に変える
4.「内気な人が苦手な道具(例:電話とか)」を「内気な人でも得意な道具(例:メールとか)」に変える
5.「内気な人が苦手な環境(例:パーティーピープルばっかりの環境とか)」を「内気な人でも得意な環境(例:内気な人の集まりとか)」に変える
昨日ご紹介した本「発達障害サバイバルガイド 「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47」は、基本的に、「1(性格そのもの)」ではなくて、「3(やり方)」「4(道具)」「5(環境)」を変えようという話が根底に流れているように思います。そして、「3(やり方)」「4(道具)」「5(環境)」を変えようという見方の根底には「2(「自分の性格=ダメ」と思うのを変えよう)」(自己否定を変えよう)があるのではないかと思います。
まとめ
「自分を変えたい」と思った時は、上記のように何を変えようとしているのか?を書き出して整理すると、自分を否定することなく、問題解決できる時があるかもという話でした。
読んで下さってありがとうございました(^^)
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