こんばんは(^^)。「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。野内です。
今日は、安東美紀子先生のストレングスファインダー*講座に行ってきました。
先生自身が、ご自身の資質をフルに生かして、生き生きと参加者個人個人に沿った、アイディア溢れる素敵な講座で、とても勉強になりました(^^)。ありがとうございました。
それで、ストレングスファインダー自体も面白いのですが、人の強みとか長所を考える時の考え方としても、とても面白い講座だったなーと思いますので、今日はその点を書いてみたいと思います(^^)。
*ストレングスファインダー:アメリカの調査会社GALLUPが開発した才能を可視化するためのテストです。177の質問に答えることで、自分の才能(本来の考え方、感じ方、行動のパターン)を測定し、それらを34の資質に分類してくれます。
才能・資質のTop5はプラス面もマイナス面も大きい
ストレングスファインダーは、34の資質の順位をつけて、順位が上のもの(上位資質)が最も特徴的(得意なこと)、逆に順位が下のもの(下位資質)は苦手なことと見ます。
例えば、私はこんな感じです↓。
その時、どうしても、下位資質に気を取られてしまって、「うーん。私、こういうのが苦手なんだ( ;∀;)」と思ってしまうこともあるかと思います。
でも、安藤先生によれば、実は、下位資質の苦手さもあるかもしれませんが、上位資質のほうが、プラス面でもマイナス面でも影響が大きいとのことでした。
つまり、下位資質の苦手ぐあいよりも、上位資質が次で言うようにうまく使えていない時のほうが影響は大きいかもということのようです。
上位資質のバルコニー使いとベースメント使い
というのは、上位資質もうまく使えている(バルコニー使い)場合と、うまく使えていない(ベースメント使い)場合があるようなのです。
例えば、「内省」という資質は、
うまく使えている(バルコニー使い)場合:物事を深く考えて、明確にすることができる。
うまく使えていない(ベースメント使い)場合:グルグルグル自己反省会ばっかり開催してしまう。
のように、誰にどう使うかによって、相手の役に立てて自分もハッピーということもあれば、自分がしんどくなったりすることも起こるようです。
ストレングスファインダー以外でも長所はそのような面があるかも
ストレングスファインダーによらず、長所は、相手の役に立てて自分もハッピーということもあれば、自分がしんどくなったりすることも起こりそうだなと思ったのです。
例えば、「優しい」という長所は
〇人に優しくできる。相手が喜ぶし、自分も嬉しい
という使い方もできるし、
〇「人に優しくできなかった…」と後悔してしまうとか、自分の身を削ってまで人に優しくしてしまって疲弊してしまう
という使い方になってしまう時もあるのではないかと思います。
「共感力がある」という長所は、
〇相手の気持ちを共感して、相手の気持ちを汲んであげることができる
という使い方もできるし、
〇相手のネガティブな感情に共鳴してしまって、自分がしんどくなってしまう
という使い方になってしまう時もあるのではないかと思います。
まとめ
自分の資質なり長所は、相手の役に立てて自分もハッピーということもあれば、反転して自分を苦しめるものにもなりえる。だから、今、自分はこの資質なり長所なりを、どんなふうに使っているのかな?と見てみる視点を持って、調整していけるということが大事なのかもしれないな~と思いました(^^)。
何か少しでも参考になることがありましたら嬉しいです。読んで下さってありがとうございました(^^)野内でした。
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