画像は公式様からお借りしました。
こんばんは(^^)。「生きづらさ」の鎧を脱ぎ、楽で自由になるカウンセリング。野内です。
先日、「サ道2021」というドラマが深夜に始まりました。
私、普段あんまりドラマを見ないのですが、この「サ道」のファンでして、今日は、この「サ道」の心理学的意味について解釈するネタ回です(^^)。
こういうのです↓
「サ道」とは?
「サ道」をご存知でしょうか?「サ道」は元々マンガ原作を2019年にドラマ化した作品で、サウナについてのドラマです。
あ、待って、帰らないでー!(;^_^A「サウナって、なんか暑そうなやつでしょう」「おじさんが入ってそう」と思われたかもしれません(まあ、私もそう思っていましたが(笑))。
確かにそうなのですが(爆)、それだけではないドラマと思います(^^)。
ストーリーとしては、
主人公(ナカタ)が、全国のサウナを訪れ、ひたすらサウナに入って(お風呂にも入ります)「ととのう*」までを描写したドラマ。その感想を、サウナ好きの仲間2人(偶然さんとイケメン蒸し男くん)に語るというのが基本形式です。
*ドラマでは「サウナ→水風呂→休憩」を大体3セット繰り返すと訪れる究極のリラックス状態のようなこと。
ファンの方ごめんなさい(。-人-。) ゴメンネ。およそ考えうる限り最もつまらないストーリー説明になってしまいましたが(爆)、このドラマ、不思議な脱力の魅力があるのです。
「心地よさ」という感覚世界がテーマ
このドラマは、ほぼひたすら、主人公が訪れたサウナを堪能する状況を描写しているのですが、その描写で、これでもかと繰り返されているのは、「心地よさ」という感覚的な世界だなと思ったのです。
〇暑さ・寒さという温熱感覚(サウナに入る、水風呂に入る)
〇香りを感じる嗅覚(サウナに入った時の木の香り、アロマ水の香り)
〇音を感じる聴覚(サウナストーンに水が当たった時のしゅわーーーーーという音、お風呂の水の流れる音)
〇皮膚の触覚(休憩の時の風を感じる感覚、水風呂の水の感覚、雪の中に飛び込んだ時の感覚)
〇味覚(たまに水風呂の水が飲める場合は飲んでいる+たまにサウナの後にご飯を食べている:まあ、味覚はそこまで強調されていないかも)
〇ととのう感覚(これはこのドラマ独自の「ととのう」という感覚。万華鏡のようなCGによって表現されています)
思考ではなく感覚
もう一つ、このドラマでは、登場人物たちの会話がものすごく生産性がない(笑)。これは本当に良い意味で言っています。
恋愛もないし、権力闘争もないし、およそ役に立つこともない。
ここでも、思考的な正しさよりも心地よさというのが追及されているように思います。
自分を大切にすること
自分の感覚を大切にする、自分の心地よさを大切にするというのは、自分を大切にするために重要なことの一つだと思うのですが、このドラマ、とても「自分を大切にする」ということをよく表しているな~と思ったのです。
特に、「ああしなきゃ」「こうしなきゃ」「あれもできていない」「これもできていない」と自己否定でお疲れの方には、もし興味があれば見てみていただいても良いかも~と思います(^^)。
おまけ
イケメン蒸し男(むしお)くんというキャラが主要3キャストの1人でいるのですが、私ずっと音で聞いていて、「イケメン虫男(むしお)くん」だと思っていました(爆)。「なんで、虫が出てくるのかな?」とずっと不思議だったのですが、最近サウナだから「蒸し男」なんだと謎が解けました(笑)。
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