自分のカラーが分からない時の対処法

才能・魅力の心理学

こんばんは。心理カウンセリングを勉強中の野内です。

今日は少しわかりにくい話になってしまうかもしれません。

「自分ってどんな人間なんだろう?」と思ってしまう時があるのではないかと思います。「内向的」「外向的」?「明るい」「暗い」?「大胆」「慎重」?「利己的」「利他的」?「冷たい」「暖かい」?「冷静」「情熱的」?「自立」「依存」「相互依存」?(最後がマニアックなのは気のせいですね)

色に例えるとどんな色?「赤」?「黄」?「青」?「緑」?「紫」?「白」?「黒」?「瓶覗色」?(最後がマニアックなのは…気のせいってことで)

動物に例えるとどんな動物?「熊」?「象」?「パンダ」?「猫」?「犬」?「カラス」?「ジュレヌク」?(最後がマニアックなのは…もうええわって感じ?(笑))

いろいろな概念を知ってみる

「自分ってどんな人間なんだろう?」と思う時、様々な心理テストとか、他の人に聞いた印象とか、いろいろな概念とかによって、「ああ、自分のこの面ってこういうことなんだな」と分かってスッキリするという時もあると思います。例えば、最近、HSP(Highly Sensitive Person=とても敏感な人)という言葉を聞くことがあります。

Wikipediaさんによると、HSPは以下のように定義されています。

“高度な感覚処理感受性を、気質(生得的な特性)として持つとされる人のこと。
刺激に対する「深い認知的処理」と「高い情動的反応」を持つ人のこと。

「ハイリー・センシティブ・パーソン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
“2021年4月9日 (金) 12:33″ UTC URL: http://ja.wikipedia.org/

このように、自分が「なんか他の人が気にしていないことが気になってしんどい」と思っていたことが、実はHSP的な特徴だったんだなと分かって、スッキリするという時もあるかと思います。

概念のカテゴリーに収まらない部分

一方で、その中で、自分に相矛盾するようにも思われる要素がある時、なんだか自分がよく分からない人間と感じる時もあるのではないかと思います。例えば、自分は結構慎重なことが普段は多いけど、急に思い立ったら1人でインドにフラッと行ってしまう大胆さもあるとして、自分は慎重なのか?大胆なのか?よく分からなくなってしまうとか。

カテゴリー(いろいろな概念ですね)を知ることによって、カテゴリーの中に収まらない部分というのが分かるということも起きるのではないかと思います。

でも、その収まる部分も収まらない部分もまた、大切なあなたの一部なのかなと思います。

いっぱいカテゴリーを学んでそれでも自分がよく分からない人間と感じる時は、カテゴリーのほうから自分を見るのではなくて、自分は何が好きで、何が楽しく、何が嫌いで、何がつまんなくて、何が心地よくて、何が気持ち悪いのかという自分の感覚を大切にするというのも良いのではないかと思います。

まとめ

「私って(あなたって)こんな人」と理解をする際に、人って単一のカラーとしてあるというよりも、様々な色や材質の糸で複雑に織り上げられた織物のようなものなのかなとも思います。その中のいくつかの糸はわかりやすい色かもしれないし、また他の糸は何とも名前がつけようのない色なのかもしれません。でも、そのどれもが、あなたを織り上げる大切な要素なのかもしれないと思っています。

読んで下さってありがとうございました(^^)。野内でした。

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最後まで読んで下さってありがとうございました^^

心理カウンセラーの野内みちるでした。

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