「『No』を伝えることが大事」と聞いて「それができたら苦労してないんだよ!」と思うあなたへ(1)

気持ちを楽にする心理学

皆さん、こんにちは。心理カウンセリング勉強中の野内みちるです。
昨日の記事で、以下のことを書きました。

相手が不機嫌でこちらに当たってきて、それは嫌だと自分が感じるならば、「No」と相手に伝えることは重要ではないかと思います。

しかしですね、

A:「『No』を伝えることが大事と思います」
B:「そうだな!やってみよう!」→爽やかにNoと言う。

みたいなことができるならもうしているよと思いませんか(笑)?

実際は、こんなことを思ったりしないでしょうか?

A:「『No』を伝えることが大事と思います」
B:「…(心の声:それができたら苦労してねーんだよ!)」

すいません。お言葉が乱れました。
でも、そう思ってしまっても当然かなと思いまして、もう少しこの点を掘り下げてみたいと思います。

では、なぜ「No」を言うことは難しいのでしょうか?これは様々なケースがあると思うのですが、私の場合はということで挙げてみたいと思います。

自分が「No」と思っていることが分からない場合

そもそも、自分が「そんなこと思っちゃダメ」とネガティブなことを思う(感じる)ことを禁止していると、自分がどう思っているか・何を感じているかが分からなくなってしまうのではないかと思います。

この辺は、よければこのシリーズに詳しく書いてあるので、良ければ読んでみていただければと思います。

「私はあの人が嫌いだ」「私はこれは嫌だ」と思っても良い?!(1)
「私はあの人が嫌いだ」「私はこれは嫌だ」と思っても良い?!(2)
「私はあの人が嫌いだ」「私はこれは嫌だ」と思っても良い?!(3)

自分が「No」と言うと相手を不快にするのではないかと思う場合

確かに自分が「No」と言うと相手が不快になってしまうケースもあるかもしれません(爆)。
でも、必ず100%相手が不快になるかというと、そうとは限らないと思うのです。

例えば、会社でのやり取りとして以下のようなケースを考えてみます。

A:「この仕事、今日の17:00までにやってくれない?」
B:「〇〇のデータ分析を今日中に仕上げないといけないので、今日の17:00までは難しいですが、明日ならいかがですか?」
A:「あ、今日は忙しいですね。今日中に仕上げたいので、Cさんに頼んでみますね。」

Bさん以外にもAさんは様々な選択肢があるかもしれません。はっきりBさんが「No」と言ったほうがAさんも他の手段を選びやすくなるということもあるかもしれません。

また、「No」と言わないことでかえって問題を作ってしまうこともあるかもしれません。

A:「この仕事、今日の17:00までにやってくれない?」
B:「…、はい。(本当は他の仕事が忙しくてやれる余裕がない)」

→結果、BさんはAさんの頼まれ仕事を17:00までやって、自分の他の仕事は残業でやる。そういうことが積み重なってBさんはしんどくなり体を壊してしまう。

Bさんが体を壊してしまったら、Bさん本人はもちろん、会社にとってはそちらのほうがデメリットということもあるかもしれません。

まとめ

今日は、なぜ「No」を言うことは難しいのか、2つの要因を考えてみました。

要因1:自分が「No」と思っていることが分からない→自分の気持ちを自分で認めてあげるとよいかも。

要因2:自分が「No」と言うと相手を不快にすると思っている→自分が「No」と言うことが相手のメリットになることもあるかも。

コメント

  1. […] 皆さん、こんにちは。心理カウンセリング勉強中の野内みちるです。今日は、昨日の記事の続きなので、よろしければ、昨日の記事もどうぞ。 […]

  2. […] […]

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